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誰もが登場人物になったかもしれない、現代の性愛にまつわる誰かの体験談が純猥談として日夜集まってきています。様々な状況に置かれた人たちから寄せられた3000件を超える投稿の中から、編集部が選りすぐった傑作を公開していきます。
仲良くなるつもりなんてなかった。 顔はタイプだし服が好きで、そりゃあ好感度は高かったけど。何度か一緒にお茶しただけの元彼の親友、ましてや童貞。
かなりの人数から告白されていることは容易に想像がつく彼女は、僕には遠く離れた存在だった。彼氏になれるなんて考えもしない。
朝目が覚めたホテルでは、窓からセミの鳴き声が聞こえていた。 好きと性行為が結びつく女の子っていいなと思う。 好きな人としかできない、ありえない。 こんな言葉を周りからもよく聞いていた。
いま同じ時代を生きる人たちから寄せられた、性愛にまつわる体験談をご紹介するこの連載。今回はふたばさんからの「純猥談」をお届けします。
いま同じ時代を生きる人たちから寄せられた、性愛にまつわる体験談をご紹介するこの連載。今回はりょーこさんからの「純猥談」をお届けします。
新大久保の韓国料理屋。憧れの人が目の前にいた。テレビで見たとおりだ。ここに来るまでの間も、まるで予習をするみたいに電車の中でyoutubeを見ていた。彼は特別な仕事をしていた。
会うのは月に一回、誘うのはいつも私からだった。 LINEも会う日にちを決めるだけの短いやり取りのみ。どんなにセックスしても、馬があっても、 気が許せても、私は彼を彼氏にはしたくなかった。
好意はあった。最初から。男として見られてないのが悔しくて、彼女の特別になりたかった。 彼氏じゃなくてもいい、僕を、ちゃんと見て欲しかった。
彼女と別れて、1年半ぶりのセックスだった。 相手はただの友人だった。 相手に気があるのかは知らない。
大学受験も無事終えた一回生の春、連絡が次第に来なくなった。 その人は東京の大学に行った。 私は地元に残った。 初めて別々の進路に就いた。