共働き世帯は今や6割超。しかし平日の家事育児の大半は妻が負担、がマジョリティの日本社会。ワンオペ育児を7年間続けた妻が夫と役割を逆転、「お父さん」の立場になったら見えてきたものは――? 『母がしんどい』、『ママだって、人間』、などの人気漫画家田房永子さんが、今度は「夫婦」をテーマに描きます。自身の体験を元にした、著者初のフィクション漫画!日本の共働きシーンに一石を投じます!
とにかく収入を増やしたい!の一心で仕事にまっしぐらのふさ子。そんなこんなで家族と向き合う時間はなく…。そしてとうとう、致命的な失敗をしてしまうのですが…。[4月上旬に単行本が発売予定です!]
【第35回】億を稼ぐ大黒柱妻を目指してジョギングを始めたふさ子ですが、早くも自分の体力のなさに直面。そして焦りのままに引き受けた仕事は苦労続き。一体ふさ子はどこへ向かうのか?
【第34回】お迎え担当をドタキャンしたふさ子。身の丈に合わない仕事を勢いで受けてしまってどんどんネガティブモードに…。ようやく家に着いて夫と会話していると、ふとあることに気づくのです。
【第33回】京都出張で専門外のインテリア仕事を受けてしまったふさ子。そしてカオリさんのハイパーな生活を次々見せつけられるうちに、焦りが最高潮に達するのでした。
【第32回】大黒柱妻の先輩カオリさんに連れられて京都出張に訪れたふさ子。前のめりで仕事をゲットする一方で、カオリさんのすごいライフスタイルを目の当たりにして衝撃を受けるのでした。
【第31回】億を稼ぐハイパー大黒柱妻、カオリさんの出張に同行して京都を訪れたふさ子。なかなか行けない出張の準備中に、ふと頭をよぎることがありました。
【第30回】まいさんを連れて、大黒柱妻カオリさんの家を訪ねたふさ子。カオリさんは年収億を稼ぐ女社長。彼女の豪邸を見て、稼ぎたい欲がどんどん高まっていくのでした。
【第29回】晴れて大黒柱妻になったふさ子は、自宅でストレッチをしていてリビングの狭さに愕然。もっと稼いで広い家に住むぞ!と決意を固めるのでした。
【第28回】晴れて夫が転職し、大黒柱妻となったふさ子。ふと母と話したくなり電話をかけると、その頃実家にも変化が起きてきて…。
1978年東京都生まれ。2000年漫画家デビュー、翌年第3回アックスマンガ新人賞佳作受賞。母からの過干渉に悩み、その確執と葛藤を描いたコミックエッセイ『母がしんどい』(KADOKAWA中経)を2012年に刊行。同じく母との関係に悩む女性から多くの共感を集め、ベストセラーとなる。2作目『ママだって、人間』(河出書房新社)では、自身の妊娠・出産を通しこの社会で「母親」でいることの窮屈さを描くことに挑戦した。そのほかの著書に、『呪詛抜きダイエット』(大和書房)、『キレる私をやめたい』(竹書房)、『お母さんみたいな母親にはなりたくないのに』(河出書房新社)、男子出産後の夫の関係に真正面から向き合った『「男の子の育て方」を真剣に考えたら夫とのセックスが週3回になりました』(大和書房)など話題作を続々と発表中。