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メディア王──。コンテンツを届ける産業には、時代ごとに“勝者”が存在する。彼らは人々の日常生活に入り込み、ライフスタイルを変え、世論を動かす。その圧倒的な影響力の源泉は何か。本誌は新旧二つのメディア王に焦点を絞った。読売新聞グループとネットフリックスの共通点を探ることで、メディアの未来を読み解く。 ダイヤモンド編集部・片田江康男、大矢博之 ※『週刊ダイヤモンド』2019年4月20日号より転載(肩書・数値など情報は雑誌掲載時のもの) Illustration by 時代ミツル
【193億ドルの支払い義務がある】 急成長するネットフリックス。1.4億人からの安定収益はあるものの、財務面ではコンテンツへの支出とハリウッドの組合問題という二つのリスクをはらんでいる。
【ネットフリックスとの提携は吉か凶か】 ネットフリックスは今、日本のアニメ産業に人とカネをつぎ込んでいる。アニメ各社は新王者とどう向き合うべきか。生き残るために、どんな手を打てばいいのか。
【コンテンツ爆買いの新王者が起こす波紋】 昨年から日本のコンテンツ産業に対して本格的に関係構築を進め始めたネットフリックス。だが、世界を席巻するその圧倒的な強さ故に、警戒感が高まっている。
ネットフリックスは過去、一度も企業買収を行っていない。そこでリード・ヘイスティングスCEOに買収戦略について直撃。すると、興味を示したのは日本のコンテンツ企業だった。
【急成長と変革への飽くなき意欲】 実力主義でドライな企業が多い欧米でも、ネットフリックスの人事のシビアさは際立っていると有名だ。元最高人事責任者のパティ・マッコード氏の著書などから、企業文化を探った。
絶大な資金力で米ハリウッドを席巻するネットフリックス。その影響力は映画産業にとどまらない。家電業界では、テレビ用リモコンの“顔”を一変させるほどの力を見せつけている。
【こぼれた企画は逃さず物にする】 ネットフリックスは近年、世界の映像コンテンツの中心地、米ハリウッドへ重心を移動。自慢の投資力を武器に、ハリウッドの勢力地図を塗り替える一大旋風を巻き起こしている。
新聞の時代からインターネットの時代へ──。 21世紀のメディア王へと上り詰めたネットフリックスは、世界の動画配信市場で“1強”の地位を築き上げた。
政財界の勢力争いを探るのが仕事でもある記者は、無類の「人事好き」が多いといわれる。
油断すれば追い越される。 ナベツネとネットフリックスには、強力なライバル企業が常に存在した。
コンテンツ・イズ・キング。 メディア事業において最も大事なのは、コンテンツであるという意味だ。
ナベツネとネットフリックスには、それぞれ他社にはない競争力の源泉となる流通網がある。
20世紀型メディア王の読売新聞グループ本社の渡邉恒雄主筆。 そして21世紀型メディア王のNETFLIX、リード・ヘイスティングス創業者兼CEO。 一見すると全く違う両者には、意外な共通点があった。
2013年に創刊100周年を迎えた『週刊ダイヤモンド』は、書店で一番売れているビジネス誌。昔も今も“ビジネスパーソンのパートナー”として、常に変化する時代をキャッチし、鋭く取材対象に斬り込み、わかりやすく読者にお伝えしてきました。その中から選りすぐりの記事をお届けします。 ※ cakes版では、一部の漢字が簡略体で表記されている場合があります。内容は『週刊ダイヤモンド』本誌の編集当時のものです。 Twitter:@diamondweekly Facebook:http://www.facebook.com/diamondweekly