BL進化論 セクシュアリティの歴史、BLの未来

BL愛好家で研究者の溝口彰子さんが、2019年4月にホスト役をつとめた「フューチャーコミックスPRESENTS~BL進化論 サロン・トーク~VOL.2」の模様をcakesでもお届け! ゲストは『昭和元禄落語心中』や『いとしの猫っ毛』の雲田はるこさんと、『百と卍』の紗久楽さわさんです。

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著者プロフィール

雲田はるこ

雲田はるこくもた はるこ

漫画家。2008年、東京漫画社のボーイズラブ・アンソロジー「職業カタログ」に掲載の短編『窓辺の君』で漫画家としてデビュー。10年、短編集『野ばら』が「このBLがやばい!2011」にて3位にランクイン。その後、一般作品に進出し、『昭和元禄落語心中』を『ITAN』 2010年零号(創刊号)から16年まで連載。同作で第38回(2014年)講談社漫画賞一般部門賞、 第17回(2013年)文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、第21回(2017年)手塚治虫文化賞新生賞受賞。BLの代表作に「いとしの猫っ毛」「新宿ラッキーホール」など。

紗久楽さわ

紗久楽さわさくら さわ

大阪府出身、平成生まれのマンガ家。 インターネット上で自主公開していた、江戸の浮世絵師たちを描く「猫舌ごころも恋のうち」が書籍化され、 幕末の歌舞伎を題材に取った「かぶき伊左」で連載デビュー。 江戸風俗や時代描写に定評がある。これまでの畠中恵原作の人気シリーズ『まんまこと』のコミカライズや『江戸浮世絵師漫画・猫舌ごころも恋のうち』など。 江戸時代の元火消しと元陰間の恋を描いたBL『百と卍』では『このBLがやばい!2018年度版』(宙出版)1位を獲得、2019年の「第22回文化庁メディア芸術祭マンガ部門」ではBL作品として初の優秀賞を受賞した。現在、同作の続編を「on BLUE」(祥伝社)にて連載中。

溝口彰子

溝口彰子みぞぐち あきこ

大学卒業後、ファッション、アート関係の職につき、同時にレズビアンとしてのコミュニティ活動も展開。1998年アメリカNY州ロチェスター大学大学院に留学、ビジュアル&カルチュラル・スタディーズ・プログラムでのクィア理論との出会いから、自身のルーツがBL(の祖先である「24年組」の「美少年マンガ」)であることに気づき、BLと女性のセクシュアリティーズをテーマにPhD(博士号)取得。BL論のみならず、映画、アート、クィア領域研究倫理などについて論文や記事を執筆。学習院大学大学院など複数の大学で講師をつとめる。著作に『BL進化論 ボーイズラブが社会を動かす』『BL進化論[対話篇] ボーイズラブが生まれる場所』がある。2017年、『BL進化論』でセンス・オブ・ジェンダー賞特別賞を受賞した。 (撮影:市川勝弘)

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