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ビジネス数学教育家・深沢真太郎が満を持して書き下ろした、青春数学自己啓発小説!
「私たち若者に、間違ったことを教えないでくださいーー。」
ひょんなことから母校の高校で卒業生講演会に招かれた29歳のド文系ホテルマン・翔太。
持ち前のサービス精神でひと回り下の後輩たちに自身の人生哲学を語り、好評を得る。
その後、翔太が高2を過ごした教室で思い出に浸っていると、不意にひとりの女性から声をかけられる。その声の主は、数学オタクの孤独な女子高生・詩織だったーー。
論理(ロジック)=数学的思考による二人の対話が、人間関係、お金、仕事などの人生で避けては通れないファクターにおいて「数学的にときめく生き方」を解き明かしていく。
数学は、人生そのものに役立つ!
数学と将棋以外に興味を持たない詩織に対し、「知的じゃない遊び心」の大切さを説く翔太。心当たりを探っていくうち、ついに「禁断の質問」を口にしてしまう詩織。 ここから、物語はさらに新たな展開を迎えます!
机上で納得はしたものの、現実世界で数学を役立たせることに実感が持てない翔太。それに対する詩織の答えは、意外なものでした。
母校での講演会で何気なく口にした「要領がいい」ということを具体的に数学で体感し、感動する翔太。そこには、翔太の理解を引き出す詩織の絶妙な言葉のセンスがあったのです。
異様な熱気を発しつつ、カップルでざわつくカフェで数学に没頭する二人。彼らの問答は、はたしてどこに着地するのでしょうか。
再会の挨拶もそこそこに、さっそく「数学」を始めた翔太と詩織。数学からアイデアが生まれるとは、どういうことか? 目からウロコの数学問答、お楽しみください。
「まさかの」詩織のデート?シーンから始まる今回。 そして、「あの人」との再会。 今までとはまた違ったシチュエーションからはじまる本編を、ぜひ最後まで楽しんでください。
数学問答のあと、挨拶もそこそこに別々の帰り道を歩む翔太と詩織。 翔太は生まれて初めての、不思議な余韻を味わっていました。はたして、二人の再開はあるのでしょうか。
翔太と詩織がスマホで行う数学問答。いかにもいまっぽい感じですが、内容は「ガチ」です。 後半では、ついに詩織のプライベートも明かされていきます。お楽しみに!
校舎からグランドに出た二人が、「仕事の満足度を決めるもの」について数学的に語り始めます。 あなたは、自分の仕事の満足度は何で決まると思いますか? ぜひ、自問自答しながら読み進めてみてください。
詩織と翔太の「お金」に関する話が、いよいよ佳境に入ってきました。 後半に出てくる「信用」というキーワードがお金とどう関係してくるのでしょうか……?
ここでついに「ビブン(微分)」が出てきます。ここで「数学」から逃げずに読み進められるかどうかが、 あなたが「お金」で成功できるかどうかの分かれ道。頑張ってください!
食堂で行われる翔太と詩織の数学問答も佳境に。「衣・食・住」にどれだけのお金をかけているか。 あなたはついていくことができますか?
「フェルミ推定」を用いた本質的なお金論。自身のケースでリアルに計算してみると、 より物語を楽しめるはずです。
女子校生・詩織とホテルマン・翔太とのお金の話。これは自分でお金を稼ぐ翔太に軍配が上がりそうですが ……。さて、どんな展開になっていくのでしょうか。
いよいよ第1問「人間関係」のクライマックス。最後の詩織の言葉は、人間関係に疲れているあなたの心に、きっと深く刺さるはずです。
数学を用いた、詩織の人間関係の具体的な解説が始まります。ここにナットクできたら、 あなたのアウトプット力は飛躍的に高まるはず!
ついに板書を始めて本領を発揮する詩織。翔太を納得させることは、できるのか……?
ノリの良さと愛嬌で生きてきた29歳ド文系ホテルマン・翔太が母校の高校に凱旋講演。講演後、後輩にLINEぜめにあい有頂天になっていますが、そのままで終わるわけもなく……。
ビジネス数学教育家 BMコンサルティング株式会社代表取締役 一般社団法人日本ビジネス数学協会代表理事 幼少の頃から数学に没頭する。 日本大学大学院総合基礎科学研究科修了後、予備校の数学講師となるも自らの指導理念との齟齬を感じ、わずか半年で退職。いきなりの挫折に一発奮起し、自ら“真逆の世界"と定義するファッション業界に飛び込むことを決意。大手外資系アパレル販売員としてキャリアをスタートし、ごく普通のサラリーマンをゼロから経験した。その後、数字を使った論理的な仕事が認められ、管理職として活躍。やがて「数学でビジネスパーソンを救う仕事」が今後の自分の使命と決意。 2011年、かつての数学教育者とサラリーマン経験の2つの キャリアを掛け算した「ビジネス数学」を提唱し、研修講師として 独立。その分野では唯一の専門家として、のべ7,000人以上の文系ビジネスパーソンを劇的に変えてきた。その懇切丁寧な指導法は「史上最強にわかりやすい」と好評。担当研修のリピート率は100%を誇る。 多摩大学で教鞭をとるかたわら、2017年一般社団法人日本ビジネス 数学協会を設立。ビジネス数学指導者の育成に携わる。 著作は国内で累計13万部超。一部は翻訳され、多くの海外ビジネスパーソンに読まれている。特に、文系向けにビジネス数学をストーリー仕立てにした「数学女子智香」シリーズと『そもそも「論理的 に考える」って何から始めればいいの?』」の三作は、国内累計5万部超のベストセラーとなっている。今回は、著者初の「数学的・青春自己啓発小説」となる。