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「極東ブログ」で知られるブロガーのfinalventさん。時事問題や、料理のレシピなどジャンルを問わない様々な記事を書かれているが、その中でもとりわけ人気が高いのが書評記事。本連載は、時が経つにつれ読まれる機会が減っている近代以降の名著を、”新しい「古典」”として読み返す試み。読んだことがない人はもちろん、すでに読んだことがある人も、その本のページを開きたくなるような、新しい発見にあふれた新時代の教養入門。
四回に渡って論じてきた塩野七生『ローマ人の物語』評は最終回です。常に塩野の頭にあった評論家・山本七平は、彼女にとってどういう存在だったのか。そこから、人が歴史を学ぶ意味を探ります。
20世紀最高傑作と再評価され、現在世界各国で上演されているオペラ『死の都』。その現代演出について、フィンランド版とベルリン版の違いを見ていきましょう。
第4回の『新しい「古典」を読む』は、『めぞん一刻』書評の中編です。夏目漱石の『こころ』と比較しながら、「時代」をキーワードに『めぞん一刻』の世界を探ります!
ブロガー。2003年8月15日から「極東ブログ」を始める。1957年東京生まれ。20代にプログラマーを経験。30代半ばに沖縄に移住。少女暴行事件を挟んで8年暮らす。ネット名「finalvent」はそのころ見ていた仮面ライダーの必殺技から適当に拾ったもの。「極東ブログ」は右翼とかと誤解されることもあるが、「鉄人28号」的な昭和レトロの趣味から付けたもの。2013年2月21日、ダイヤモンド社よりエッセイ『考える生き方』を出版。他、『もっとも美しい数学 ゲーム理論』(文春文庫) の解説を書いている。 ブログ:極東ブログ Twitter:@finalvent