庶民に夢を売りながら、官僚の天下り法人に利益誘導していたことが問題視された宝くじ。民主党政権の「事業仕分け」で、集中砲火を浴びてから5年余りがたった今、不透明な資金の流れは一体どう変わったのか。宝くじが消費者の手に渡り、その収益金が拡散するまでの舞台裏に迫った。
「ふ震えが止まらないんだが……」──。昨年の大みそか。短文投稿サイト「ツイッター」に投稿された画像に、インターネット上が一時騒然となった。
宝くじを“オモテ”で仕切るのがみずほ銀行なら、“ウラ”で仕切るのがみずほ銀の親密会社、日本ハーデスだ。ベールに包まれた同社の実像を徹底解剖する。
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スポーツ振興くじ「toto」の販売が絶好調だ。2014年度の売り上げは1107億円と、2年連続で過去最高額を更新した。
自治体の財源となるはずの宝くじだが、官僚の天下り法人を優遇するかのように、売上金の一部が流れる構図はいまだ健在だ。あなたはそれでも宝くじを買いますか。
そもそも宝くじは、誰が発売計画を作り、どんな事業者が印刷、運送、宣伝をしているのか。実務を取り仕切るみずほ銀行を中心に、宝くじ業界に携わる人々の知られざる奮闘ぶりを追った。
そもそも宝くじは、誰が発売計画を作り、どんな事業者が印刷、運送、宣伝をしているのか。実務を取り仕切るみずほ銀行を中心に、宝くじ業界に携わる人々の知られざる奮闘ぶりを追った。
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