購読手続きをすると、有料記事を含むすべての記事をご覧いただけます。 購読は こちら から。
かつて日本経済の土台をつくった日本全国の財閥。そのDNAは今も三井、住友をはじめとする企業グループや、各地に散らばる「地方財閥」に脈々と受け継がれている。本誌はその中でも、近代日本に大きな影響を与えた全国27の名門「財閥」に焦点を当て、その素顔を掘り下げた。日本の名門烈伝をお届けする。
鹿児島財界の盟主、岩崎産業は、運輸と観光を軸としてさまざまな業界にビジネスの投網を広げ、薩摩の一大財閥にのし上がった。それを束ねるのが、3代目の異能・岩崎芳太郎社長だ。
毎年300万人が見物に来るという、福岡の中心地・博多の祭り「博多祇園山笠」。そんな日本最大級の祭りの裏事情を知ると、“博多の顔役”となっている企業が浮かび上がってきた。
「九州経済連合会会長に麻生グループの麻生泰会長」のニュースに地元財界は仰天。九州電力が決して手離さないポストだったからだ。九州・福岡の政財界を操る新体制誕生の予感だ。
灘五郷で350年以上続く、名門一族の嘉納家と辰馬家。日本酒ではトップブランドで国内有数の酒蔵だ。共に地元の文化や教育において、酒造会社の枠を超えた活動をしている。
電力、メディアに鉄道──。名古屋の有力企業の役員に軒並み名を連ねる地元の名家がある。岡谷鋼機の岡谷家だ。時代とともに移り変わる、名古屋の名門の歴史を探った。
名門一族は東京だけでなく、全国各地に存在する。地元政財界を操る豪商や華麗なる閨閥を形成する名家などなど、地方財界を牛耳る「地方財閥」の秘密に迫った。
東北電力や地元紙、河北新報社と共に、東北経済を動かしてきた東北最大の地方銀行、七十七銀行。その背後には、外様から3代にわたる世襲化を果たした名家の存在がある。
明治維新前後の北海道開拓ブームに乗って、大勢の人々が北海道へ押し寄せた。流通、建設、農業……北海道開拓の歴史と共に隆盛を誇った有力一族はそろって、存在感あるを失いつつある。
名門一族は東京だけでなく、全国各地に存在する。地元政財界を操る豪商や華麗なる閨閥を形成する名家などなど、地方財界を牛耳る「地方財閥」の秘密に迫った。
スーパーゼネコンの鹿島、大林組、竹中工務店はいずれも同族企業だ。3社ともプロパー社長だが、社内には創業一族もいる。“三社三様”の後継争いから同族経営の最新動向を探った。
「西の小林、東の五島」。阪急電鉄の小林一三氏や東京急行電鉄の五島慶太氏で知られる私鉄の名門4家。創業家の影響力が弱まる中、逆に創業者が生んだ私鉄モデルは再評価されつつある。
全国紙のみならず、地方紙でも同族経営が多い新聞業界。市場規模が急速に縮小する中で、今後は業界再編も視野に入る。創業一族のトップは難しい経営のかじ取りを迫られている。
2013年に創刊100周年を迎えた『週刊ダイヤモンド』は、書店で一番売れているビジネス誌。昔も今も“ビジネスパーソンのパートナー”として、常に変化する時代をキャッチし、鋭く取材対象に斬り込み、わかりやすく読者にお伝えしてきました。その中から選りすぐりの記事をお届けします。 ※ cakes版では、一部の漢字が簡略体で表記されている場合があります。内容は『週刊ダイヤモンド』本誌の編集当時のものです。