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地方都市発のフリーペーパー「美少女図鑑」と、気鋭の写真家・青山裕企さんのコラボレーションによる写真企画。3月は1年ぶりの仙台に降り立ちます。待っていたのは、とびきりの笑顔で笑う彼女。さて、どんな一日が待っているのでしょうか?
階段を名残惜しそうに降りていく彼女。川べりにつくと、「またねー!」と元気よく手を振ってくれました。
僕が「もう帰っちゃうの?」と聞くと、彼女が「しょうがないな~、おまけだよ」といいながら投げキスのプレゼントをしてくれました。
楽しかったデートも、そろそろお開きのようです。寂しがりやの彼女が、くるっと振り返って小さく手を振ってくれました。
川べりで石さがしをはじめました。「みてみて~、こんなのあったよ」と、石と顔の大きさをくらべっこする彼女。無邪気でとってもかわいいです。
カラッとして気持ちのいい天気です。「一緒にはしゃごうよ!」と、彼女はスキップをはじめました。天真爛漫な様子に僕はタジタジです。
ずんだもちを食べた後は、川べりでお散歩。僕の腕をひっぱて、「あっちいってみない?」と好奇心旺盛な彼女のお誘い。
スプーンをくわえてふざけてみたり。「う~ん、やっぱり美味しい!」と、ずんだもちを頬張る彼女。ハニカミ笑顔がやっぱりかわいい。
カフェを出て近くの川べりに来ました。彼女が手に持っているのは、仙台の名物ずんだ餅!「食べる?」と僕の前にスプーンが差し出されました。「あーん」してくれるの? いや、恥ずかしいから無理だよ……。
彼女は紅茶を注文しました。「紅茶はストレートが一番好きなの」と、スプーンでクルクルとかき混ぜます。ちょっぴり猫舌の彼女、そろそろ程よい温かさになってきたかな?
飲み物が運ばれてきてくつろぎモードの彼女。カップに口をつけると、かわいい笑顔がこぼれました。
カフェの待ち時間で鶴を折る彼女。真剣なまなざしです。出来上がったらちょっと頭に乗せて遊んでみました。
カフェでランチ。メニューで遊んだり、見上げてみたり、無邪気な彼女の笑顔がかわいらしいです。
遊具から出てくる彼女の笑顔がまぶしい。なんだか、小学生に戻ったような気分になります。
するすると遊具のあいだを進んでいく彼女。「ここだよ」と見上げる彼女の瞳が綺麗すぎて、何も返事することができません。
「これ、好きだったの」そういって彼女が駆け寄ったのがうんてい。遊具からのぞく彼女、ちょっと小動物みたいです。
見ててね、といってすべり台で遊びはじめた彼女。小さすぎるすべり台で遊ぶ彼女はとても無邪気でした。
冬の公園にもあおあおと茂った常緑樹はあります。「さむ〜い」と言って手で頬をつつみこんだ彼女のアンニュイな顔に見とれます。
公園にあった鎖の遊具に興味しんしんの彼女。ダッフルコートの前をしっかりととめて、いざ挑戦!
彼女は梅干しが大好きなんだそう。「んー! すっぱい!」梅干しを食べてうれしそうな彼女、そろそろスープが冷めてきたみたいなので、おもいきり麺を口に運ぼうとします。そんなに口に入る?
僕は普通のラーメン、彼女は梅干しをトッピングしたラーメンを注文。はりきって食べ始めたものの、「熱っ!」と、なかなか麺が口に進まない彼女。猫舌なんだね。
散策中に見つけたラーメン屋さんに入ってみました。「まだかなー」と待っている姿が可愛くて、カメラ越しに見とれていたら、あっという間にラーメンが到着。もうちょっとその横顔見ていたかったな。
雪が少し強くなってきたので、彼女はファーのついたフードを被りだしました。「ライオンみたいだ」と僕が言うと、「ヒドい!」と言いながら大爆笑。僕もそれにつられて笑ってしまいました。
とりあえずスタジアム周辺を散策してみることに。すると突然「助けてー!」と柵の前でふざける彼女。シャッターチャンスとばかりに撮ることに夢中になって、おふざけに乗っかるのをすっかり忘れてしまいました。
東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地、楽天Koboスタジアム宮城にやってきました。着いたとたんに降ってきた雪。寒がりな彼女は少し不安そうにこっちを見ています。
「ちょっとこの辺りで撮ってみよう」僕が彼女にカメラを向けると、木の下に入り込んで色んな表情やポーズを見せてくれました。
「どこへ行くの?」僕が聞いても、彼女はニコニコするだけ。どうやら行き先は内緒のようです。彼女の表情からも期待が高まります。
「こちらになりまーす」と、はりきってエスカレーターへ進む彼女。のぼりきったところで、「間違えましたー」とそのまま降りることに。実はちょっと、そそっかしいみたいです。
「行くとこ決めたよ!」と歩き出す彼女。ほんとに楽しそうに笑う子だな。会って間もないけれど、僕は彼女の思い切った笑顔が好きだと確信しました。
僕が、「今日はどこへいこうか」と聞いてみると、彼女は「ちょっと待ってね!」と、なにか考え事をしながらキョロキョロ辺りを見渡しています。なにか思いついたのかな?
2002年11月に新潟で創刊し、現在は東京以外46道府県で展開中。出演モデルは、全て「その街に住む、普通の女の子」だが、誌面への出演を切っ掛けにデビューするケースが増えている。沖縄美少女図鑑の二階堂ふみ(映画「ヒミズ」主演ほか)や鳥取美少女図鑑の山本舞香(第14代三井リハウスガールほか)が代表例。この『彼女写真』から明日のタレントが生まれるかも? 公式サイト:http://www.bishoujo-zukan.jp/ Twitter:@bishoujozukan
1978年 愛知県名古屋市生まれ。2002年 自転車で日本縦断と世界二周の旅の道中で、写真家になることを決意。筑波大学人間学類心理学専攻卒業後、2005年 上京して写真家として独立。2007年 キヤノン写真新世紀優秀賞受賞。2015年より公益社団法人 日本写真家協会(JPS)正会員。ギャラリーと出版レーベルを運営。現在 東京都在住。 『ソラリーマン』『スクールガール・コンプレックス』『少女礼讃』など、“日本社会における記号的な存在”をモチーフにしながら、自分自身の思春期観や父親像などを反映させた作品を制作。2009年より写真集などの著書を刊行、現在80冊を超える(翻訳版も多数)。台湾・香港・シンガポール・スペイン・ニューヨークなど、海外で個展やアートフェアなどに多数参加。 吉高由里子・指原莉乃・生駒里奈・オリエンタルラジオなど、時代のアイコンとなる女優・アイドル・タレントの写真集の撮影を担当。 お金マイナス・人脈ゼロで、写真を始めて22年、上京・独立してから16年目。自分なりの戦略で、ファーストペンギンのように写真業界を泳ぎ続けている。 公式ウェブサイト:https://yukiao.jp note:https://note.com/yukiao