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cakesの定番連載「彼女写真」、ついに3年めに突入。初回の撮影地でもあった新潟に再び舞い戻り、かわいい彼女とデート! 彼女の友達が登場したり、いっしょに農道を歩いたり、海辺を散歩したり……新潟の魅力満載のデートを、楽しみましょう。モデルは新潟美少女図鑑の山田愛奈さんです。
稲穂畑を抜けたら白いビニールハウスが見えてきました。「ねぇねぇ、私どこにいるか分かる?」ビニールハウスの後ろにかくれている彼女。声でバレバレだけど……。「うーん、分からないなー」合わせてあげました。
日が暮れてさみしそうにしていた彼女が、ねこじゃらしを見つけて大はしゃぎ。「私が持ってる方が大きくない?」なんだか得意気です。笑顔が戻って良かった。
そろそろ稲刈りの時期。キラキラした稲穂が畑いっぱいに広がっています。「小学校の帰りに、よく寄り道してたなー」子どもの頃の思い出がたくさんつまっているんだね。
いっぱい遊んで日も暮れてきました。さっきまでたくさん笑っていた彼女が「1日が終わっちゃう。」と、さみしそうな表情に。僕もちょっとさみしいな。ゆっくり歩いて帰ろう。
夏とはいえスケートリンクはさすがに寒い。ちょっと冷えちゃった……という彼女は、缶のミルクティーをごくごく。
滑ったらちょっと疲れちゃった。ということでリンクの脇にあるカフェスペースで休憩。お茶とか買ってこようか?と聞いたら、彼女の答えは「ポテト!」。細い体のどこにそんなに入るのか、楽しそうにもぐもぐ。
靴も履き替え、準備万端です。なぜか不意にこちらを振り返り、にこっと微笑みかけてくる彼女。リンクは寒いはずなのに、僕の体温は上昇中です。
真剣な表情でリンクに視線を送り、ベンチに佇む彼女。そのはっとするような美しい姿は、まるでリンクの女神のようです。
リンクサイドで靴を履き替えようとするも、慣れない靴に少し苦戦しているようです。そんな困った表情にも、なんだかきゅんとしてしまいます。
お次はスケートリンクにやってきました。どれがいいのかな? 真剣な表情で、じっくり靴を選ぶ彼女。「よし、これに決めた!」
動物たちに手を伸ばす彼女。「ふわふわしてて、気持ち良い!」と子供のようにはしゃぐ姿に、なんだかほっこりした気分になりました。
ついに動物たちとご対面です。携帯電話を片手に、楽しそうに写真を撮る彼女。急にくちをすぼませたかと思えば、「似てる~?」と一言。似てる!
さて、動物ふれあいセンターにやってきました。「どんな子に会えるかなぁ?」とつぶやく彼女。わくわく!
「楽しかったー! ありがとうございました!」スタッフさんにお礼を言った彼女は、そのまま救命胴衣を着て歩き出していきそうに。僕が爆笑していたら「もう! 笑いすぎ!」と、への字口になっちゃいました。
次は友達と一緒にウォーターボールに初挑戦です。立つのが意外とむずかしいみたいで、失敗する度に大爆笑! 結局諦めて、座ったままポーズしてくれました。
友人を見つけた彼女。二人でドリンクとフードを購入し、ひとやすみしておしゃべり。さっきよりも素な表情を見られて、これはこれで楽しいです。
「裸足って楽しい!」綱渡りを存分に楽しんでテンション高めの彼女。小さな子どもみたいだな。微笑ましく見守っていたら、靴を履く仕草が大人っぽくて、ドキっとしてしまいました。
2人で散策していたら彼女が見つけました。「私、これやってみようかな」スラックラインという綱渡りのようなスポーツに、なんと裸足で挑む彼女。本気です。
てくてく歩く彼女。ふとしたときのアンニュイな表情に見とれていたら「よーい、ドン!」突然走り出しました。「どっか行っちゃうかと思った?」いたずらっこな笑顔もとびきり可愛いです。
何処に向かってるの?と僕が聞くと、「目的地は着いてからのお楽しみ!」と彼女は楽しそうに答えます。陽気な彼女を見ていると、僕も陽気な気分になってきました。
急に立ち止まり、「写真を撮ってもらってもいい?」とたずねてくる彼女。いったいなにをするのかと思ったら、その場でジャンプ! 彼女は「やってみたかったんだよね!」と満足気な顔をしていました。
遅刻を許してくれたと思ったら、少しお怒りのご様子。全力で謝る僕を見て、「もう怒ってないよ」と笑顔を見せてくれました。
2002年11月に新潟で創刊し、現在は東京以外46道府県で展開中。出演モデルは、全て「その街に住む、普通の女の子」だが、誌面への出演を切っ掛けにデビューするケースが増えている。沖縄美少女図鑑の二階堂ふみ(映画「ヒミズ」主演ほか)や鳥取美少女図鑑の山本舞香(第14代三井リハウスガールほか)が代表例。この『彼女写真』から明日のタレントが生まれるかも? 公式サイト:http://www.bishoujo-zukan.jp/ Twitter:@bishoujozukan
1978年 愛知県名古屋市生まれ。2002年 自転車で日本縦断と世界二周の旅の道中で、写真家になることを決意。筑波大学人間学類心理学専攻卒業後、2005年 上京して写真家として独立。2007年 キヤノン写真新世紀優秀賞受賞。2015年より公益社団法人 日本写真家協会(JPS)正会員。ギャラリーと出版レーベルを運営。現在 東京都在住。 『ソラリーマン』『スクールガール・コンプレックス』『少女礼讃』など、“日本社会における記号的な存在”をモチーフにしながら、自分自身の思春期観や父親像などを反映させた作品を制作。2009年より写真集などの著書を刊行、現在80冊を超える(翻訳版も多数)。台湾・香港・シンガポール・スペイン・ニューヨークなど、海外で個展やアートフェアなどに多数参加。 吉高由里子・指原莉乃・生駒里奈・オリエンタルラジオなど、時代のアイコンとなる女優・アイドル・タレントの写真集の撮影を担当。 お金マイナス・人脈ゼロで、写真を始めて22年、上京・独立してから16年目。自分なりの戦略で、ファーストペンギンのように写真業界を泳ぎ続けている。 公式ウェブサイト:https://yukiao.jp note:https://note.com/yukiao