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地方都市発のフリーペーパー「美少女図鑑」と、気鋭の写真家・青山裕企さんのコラボレーションによる写真企画です。青山さんが全国を旅して、その土地の美少女をデート目線で撮影します。5月のデートは、以前も訪れた岐阜県を再訪! 県の南部にあるベッドタウン・各務原を中心に回っていきますよ。今回いっしょにデートしてくれるのは、岐阜美少女図鑑の桜井かなみさん。一体どんな子なのでしょうか……?
「また、いつかね」と踏切の向こうへ歩いて行く彼女。振り向いて戻ってきてくれる、なんていう儚い期待を胸の奥にしまいこんで、笑顔で彼女を見送ります。
「はあ、もうすぐお別れか」と溜息混じりにつぶやく彼女。切なそうな彼女の表情にドキッとしながら、最後のひとときを大切に過ごします。
先ほど博物館でもらったおもちゃで大はしゃぎで遊び始めた彼女。その全力で楽しんでいるようすに、こちらまで童心にかえったような気持ちです。
屋上でもはしゃぎっぱなしの彼女を温かい目で見守っている僕。子供っぽいところもあるんだな〜と考えていると、「子供っぽいって思ってるでしょ!」と鋭く見ぬかれてしまいました。
わんぱくな子どものように勢いよく階段をかけ登る彼女。肩で息をしながら登った階段の上には、開放感あふれる景気と彼女の無邪気な笑顔が待っていました。
オレンジ色のつなぎとサングラスを身につけて、すっかり戦闘機乗りな雰囲気の彼女。初めはつなぎに抵抗を感じていた彼女も興が乗ってきたのか、ポーズをとったりとまんざらでもないご様子でした。
ヘリコプターに試乗できるということで、好奇心いっぱいの彼女は意気揚々と乗り込みます。凛とした彼女の表情に思わずハッとしてしまいました。
たくさんの展示の中で、彼女が足を止めたのは小さなヘリコプターの模型。動く模型をじーっと見つめる彼女を、じーっと見つめてみますが、全然気づいてくれません。
航空宇宙科学博物館には、めずらしい乗り物や機械がいっぱい。興味津々の彼女と一緒にひとつひとつ見て回ります。
普段あまり見ないたくさんの飛行機に囲まれて、ワクワクしてきました。「私も飛べるかな〜」と空を見上げてつぶやく彼女に、「飛べるよ」と声をかけると、可愛らしいポーズと笑顔を返してくれました。
面白いとこがあるよ!と彼女に連れられて来たのは、かかみがはら航空宇宙科学博物館。普段入ることのない無人の飛行機を興味津々で見ていると、「置いてっちゃうよ〜」と彼女に注意されちゃいました。
カフェラテを飲み終わったところで登場したのは……大きなパンケーキ。生クリームがたっぷりなパンケーキに、幸せそうに挑む彼女の笑顔。
注文したカフェラテがやってきました。きめこまかやかな泡をのぞきこみ、スプーンでかきまぜてからゆくりと飲み干す彼女。
新しい紙ナプキンに、真剣な面持ちで別の絵を書き始めた彼女。「できた!」と言って見せてくれた絵は、机に肘をついてニコニコしているキャラクター。あれ、これってもしかして、ぼく?
カフェで一休み。注文がおわると、彼女は紙おてふきをキャンパスにして、なにやら絵を描きはじめました。いったい何の絵なのでしょうか?
ふと日傘の先を手のひらに乗せ、バランスをとって遊びだした彼女。スカートの裾がひるがえるのも気にせずはしゃいでいたかと思ったら、しゃがみこんでこちらを上目遣いで見つめてきました。
「水が気持ちいいよ!」スプリンクラーに近寄って、撒かれる水を浴びる彼女はうれしそうです。たしかに、たくさん遊んで暑くなってきたかも……とそばに近づきます。
芝生のきれいな公園で追いかけっこ。元気いっぱいの彼女はくるりと振り向き、こっちに向かって駆け寄ってきながらジャンプ!
彼女と池のほとりまでやって来ました。するとぼくに、「池に飛び込んでみて」と小さな声で彼女は言いだしました。「ええ?」と動揺したら、「冗談冗談!」と彼女は笑いました。
階段の向こう側に隠れながら、彼女はこっちを見ています。隠れていてもわかっているよ、と上からのぞきこむと、いたずらっぽい笑顔を見せてくれました。
休憩をすませたら、ぶらぶらと公園をお散歩。「学びの森」のオブジェクトに近寄った彼女はその後ろにまわり、僕とガラス越しに見つめ合うかたちに……。
まだまだ寝足りなかったのか、ベンチに移動してもスヤスヤと眠る彼女。寝顔をのぞき込もうと近寄ってみたら、彼女がこちらを見つめてウィンク。
久しぶりの観覧車を楽しむ彼女。少しはしゃぎ過ぎてしまったのか、「ちょっと休憩するね」と横になってしまいました。え、ちょっと無防備じゃない?!とドキドキしつつも、その寝顔を見てほんわかしてしまいます。
心臓の鼓動を抑えようと苦労する僕を尻目に、風景を楽しむ彼女。2人っきりで観覧車に乗るなんて……と意識してるのは僕だけなのかなあ。
彼女とふたりきりで、なかなか緊張しています。だけど明るい日差しのなかで木をながめたり見つめ合ったりするぶんには、言葉はいらないのかもしれません。
晴天の中、大きな鯉のぼりが空に舞っています。手を伸ばしたら届くかな?
「パクッパクッ」という音が聞こえてきそうな、彼女の元気のいい食べっぷりに見入っていると、いつのまにか「ごちそうさま!」の声が。あ、しまった! 自分はぜんぜん食べてない……。
お昼直前の集合。ふたりともお腹ペコペコということで、まず最初にお昼ご飯から。どんぶり、ちょっと大きくないか?と思いましたが、彼女は気にせずパクパク食べ進めていきます。
2002年11月に新潟で創刊し、現在は東京以外46道府県で展開中。出演モデルは、全て「その街に住む、普通の女の子」だが、誌面への出演を切っ掛けにデビューするケースが増えている。沖縄美少女図鑑の二階堂ふみ(映画「ヒミズ」主演ほか)や鳥取美少女図鑑の山本舞香(第14代三井リハウスガールほか)が代表例。この『彼女写真』から明日のタレントが生まれるかも? 公式サイト:http://www.bishoujo-zukan.jp/ Twitter:@bishoujozukan
1978年 愛知県名古屋市生まれ。2002年 自転車で日本縦断と世界二周の旅の道中で、写真家になることを決意。筑波大学人間学類心理学専攻卒業後、2005年 上京して写真家として独立。2007年 キヤノン写真新世紀優秀賞受賞。2015年より公益社団法人 日本写真家協会(JPS)正会員。ギャラリーと出版レーベルを運営。現在 東京都在住。 『ソラリーマン』『スクールガール・コンプレックス』『少女礼讃』など、“日本社会における記号的な存在”をモチーフにしながら、自分自身の思春期観や父親像などを反映させた作品を制作。2009年より写真集などの著書を刊行、現在80冊を超える(翻訳版も多数)。台湾・香港・シンガポール・スペイン・ニューヨークなど、海外で個展やアートフェアなどに多数参加。 吉高由里子・指原莉乃・生駒里奈・オリエンタルラジオなど、時代のアイコンとなる女優・アイドル・タレントの写真集の撮影を担当。 お金マイナス・人脈ゼロで、写真を始めて22年、上京・独立してから16年目。自分なりの戦略で、ファーストペンギンのように写真業界を泳ぎ続けている。 公式ウェブサイト:https://yukiao.jp note:https://note.com/yukiao