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地方都市発のフリーペーパー「美少女図鑑」と、気鋭の写真家・青山裕企さんのコラボレーションによる写真企画です。青山さんが全国を旅して、その土地の美少女をデート目線で撮影します。5月は熊本編。熊本美少女図鑑のモデル・MAYUさんがあなたを待っていますよ。(毎日更新)
「また会えるよ」と笑顔で手を振る彼女。僕も応えて、最後まで手を振り続けます。彼女との夢のような時間を思い出し、しばらくその余韻に浸っていました。
とうとうお別れの時間がきてしまいました。「別れは笑顔で!」と言って笑顔で手を振る彼女を見たら、僕も笑顔にならないわけがありません。その笑顔で寂しさも吹き飛んでしまいました。
少しうつむいている彼女の後ろ姿は、やっぱり寂しそう。頬を膨らまして「そんなことないよ!」と言う彼女。そのふくれ顔も可愛いなぁと心の中で呟いてしまいました。
まるで熊本城の主であるかのように、ぴんと凛々しく立つ彼女。城を遠景に何やら手を動かしている……と思ったら、もしかして、お城を持っているつもり?? 早くシャッターを切ってその瞬間を収めないと。
熊本市民のデートと言えば、やはり熊本城? どでんとそびえるお城の周りを彼女とぐるぐる。
もくもくと熊本名物のいきなり団子を頬張る彼女。おいしいからって、あんまり急いで食べちゃ駄目だよ。
少しお腹が減ったようなので、おやつを求めて歩きます。大人気のゆるキャラ「くまモン」が出迎えてくれる中、見つけたのは熊本名物のいきなり団子。すぐさまパクリとかぶりつき、慣れ親しんだ味に満足そう。
舞台はガラリと変わり、真っ赤な自然に囲まれた場所へ。見事に自然と溶け込んでいる彼女は、まるで妖精のように見えてきました。
ベンチにもたれかかって、後ろにいる私を気にしています。「隣に座ればいいのに」と言ってくれたので素直に隣へ。「少し疲れた?」と気遣ってくれる彼女の優しい表情を見たら、疲れなんて吹っ飛んでしまいました。
まだつぼみの花を手に取り、匂いをかごうとする彼女。女の子らしい振る舞いにドキッとしてしまいましたが、彼女は恥ずかしそうに笑っていました。
座り込んだ彼女。またもやこちらをじっと見つめてきます。負けじと見つめ返していると、「なんか恥ずかしいね」と言われどぎまぎしてしまいました。
場所を変えて、次は公園へ。草木のさわやかな空気の中で、彼女の澄んだ表情が一層際立ちます。凛とした後ろ姿には思わず見入ってしまいました。
木にもたれかかり、こちらをうかがう彼女。何やらドキドキするシチュエーション。そんなに見つめられると反応に困ってしまいます…
「熊本城に行きたい」という彼女。いっぱいあるいたから疲れちゃったのか、少し疲れた顔をしています。 伏し目がちに下を向いた彼女が気になって、ついついじーっとみてしまいます…。
さあ、ランチの時間です。「おなかすいた!」とぐーぐーお腹を鳴らしている様子の彼女と入ったのは、丸テーブルの中華料理店。彼女が迷わず頼んだのは、春雨。いただきますの笑顔が可愛いです。
商店街を散策していると、かわいいカエルを発見!嬉しそうな彼女を見ていると、こちらまで嬉しくなってしまいます。しかし、ふとした瞬間に見せる冷静な表情は、どこか大人びた印象を抱きます。
彼女の目に留まったのは、熊本のマスコットキャラクター“くまモン”。いざ、クレーンゲームにチャレンジ…残念、取れませんでした。彼女は「あちゃー」と笑っておどけています。
大通りにやって来ました。「右、左、右…」と左右を確認している彼女。ふと目が合ってしまったら、「なに見てるんですか〜」と少し照れながら笑う彼女に、つい見蕩れてしまいます。
熊本の美しくも懐かしくもある環境にまどろんでいると、「なんだか眠くなってきちゃったね」と笑い出す彼女。もうちょっとだけ目的地に着かないで欲しいかも。
なんともレトロな雰囲気の路面電車に乗り、いざ熊本城へ! あまり路面電車に乗ったことのない僕が驚いていると、「凄いでしょ」と自慢気な表情。たまにはこんなデートも良いです。
熊本市内には路面電車が走っています。地元育ちの彼女は慣れた様子で乗り場まで行き、行き先を調べ始めました。すると「あった!」と嬉しそうな声が。行き先はどこかな?
「綺麗な瞳をしてるなあ」。そんなことを思っていると「どうしたの?」と、こちらを振り返って来ました。その純粋無垢な瞳に見つめられると吸い込まれそうになってしまいます。
「まだ眠いのかな?」なんて油断していると、「じゃあ行こっか!」と急に歩き出しました。不意をつかれた僕が急いで追いつくと、「どうしたの?」と笑う彼女。なんにしても笑顔がこぼれて一安心。
「今日はどこに行こうか」と話していると、彼女は考え込んでしまいました。心配になって話しかけると、早くも眠そうな表情に…。今日はのんびりデートになりそう…?
ちょっと緊張した様子で待っている彼女。「遅れてごめん!」と声を掛けると、控えめな笑顔で迎えてくれました。今日のデートではどんな表情を見せてくれるのかな?
2002年11月に新潟で創刊し、現在は東京以外46道府県で展開中。出演モデルは、全て「その街に住む、普通の女の子」だが、誌面への出演を切っ掛けにデビューするケースが増えている。沖縄美少女図鑑の二階堂ふみ(映画「ヒミズ」主演ほか)や鳥取美少女図鑑の山本舞香(第14代三井リハウスガールほか)が代表例。この『彼女写真』から明日のタレントが生まれるかも? 公式サイト:http://www.bishoujo-zukan.jp/ Twitter:@bishoujozukan
1978年 愛知県名古屋市生まれ。2002年 自転車で日本縦断と世界二周の旅の道中で、写真家になることを決意。筑波大学人間学類心理学専攻卒業後、2005年 上京して写真家として独立。2007年 キヤノン写真新世紀優秀賞受賞。2015年より公益社団法人 日本写真家協会(JPS)正会員。ギャラリーと出版レーベルを運営。現在 東京都在住。 『ソラリーマン』『スクールガール・コンプレックス』『少女礼讃』など、“日本社会における記号的な存在”をモチーフにしながら、自分自身の思春期観や父親像などを反映させた作品を制作。2009年より写真集などの著書を刊行、現在80冊を超える(翻訳版も多数)。台湾・香港・シンガポール・スペイン・ニューヨークなど、海外で個展やアートフェアなどに多数参加。 吉高由里子・指原莉乃・生駒里奈・オリエンタルラジオなど、時代のアイコンとなる女優・アイドル・タレントの写真集の撮影を担当。 お金マイナス・人脈ゼロで、写真を始めて22年、上京・独立してから16年目。自分なりの戦略で、ファーストペンギンのように写真業界を泳ぎ続けている。 公式ウェブサイト:https://yukiao.jp note:https://note.com/yukiao