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地方都市発のフリーペーパー「美少女図鑑」と、気鋭の写真家・青山裕企さんのコラボレーションによる写真企画です。青山さんが全国を旅して、その土地の美少女をデート目線で撮影します。春が近づいてきた3月は広島編。モデルは広島美少女図鑑の福永朱梨(ふくなが あかり)さんです。アクティブな彼女と街に繰り出しましょう。(毎日更新)
自転車にまたがり、彼女は家路へ。少し進んではこちらを振り返り、「またね!」と声をかけてくれます。僕は、今日一日の思い出をふりかえりながら、小さくなっていく彼女の姿を見届けました。
あっという間に時間は経ち、気づけばお別れの時間に。今日一日を、彼女はどう思ってくれたのだろう。 「今日、どうだった?」「たのしかったよ」彼女のその言葉が聞けたことが、僕にとって今日一番の喜びです。
ここは一段と波風が吹くところ。波風は彼女の髪をかき乱します。それでも彼女はなんだかたのしそう。 「この風に乗れば高く飛べるかな?」そんなことを言いながら、力いっぱいジャンプ!本当に無邪気な彼女です。
目の前にはどこまでも広がる白い海。聞こえてくるのは波の音。水面に照らされ、海風に吹かれながら、そっと目を閉じる彼女。 そして、それをただ見つめる僕。そんな静かな時間も悪くないものです。
彼女が風に当たりたいと言って外に出てきました。黄昏れている彼女から、まだ見たことの無い表情が生まれてきます。魅惑的な表情にノックアウトされそうです。
コーヒーを飲み終えて、ぼーっとしている彼女。その横顔を見つめていると、チラリと振り向いてきました。と思ったら、またあらぬ方に視線を向けてしまいました。
足休めに喫茶店へ。熱々のコーヒーをちびちび飲む姿も可愛い。じっと見つめていると、こちらの視線に気づいたようです。少し照れくさそうにする彼女もまた一段と可愛い。
少し疲れてしまった僕。おどけた振りをして、僕を元気づけてくれる彼女。そんな可愛い笑顔で見られたら、疲れなんて吹き飛んでしまいます。
のんびり続く彼女とのお散歩デート。喧噪を離れて、公園へ向かいます。人工物も人も少ない静けさのなかで、ぴょんぴょん飛び跳ねる彼女のマイペースさにもだいぶ慣れてきました。
撮影に疲れてしまったのか、ちょっと休憩している様子。「大丈夫かな?」と心配していると、今度は窓ガラスにお絵描きを始めました。興味の対象がクルクル変わる彼女とデートするには、一日じゃ物足りません!
商店街の中に、花の植木鉢と並んで白いベンチが。疲れたーっとぺたっと座り込んだ彼女は、上を見上げて、次にどこに行こうか考えているよう。
お腹いっぱいになったところで、再び歩きます。いろいろな垂れ幕や看板にあふれた広島の商店街は、ここに住む人にとってもそうでない人にとってもなんだかなつかしい気持ちになる場所です。
日陰で立ち止まった彼女。春とはいえまだ肌寒いのもあり、ジャケットの襟を立てて首を隠しています。物憂げな表情で考えているのは、4月からの新生活のこと?
クレープを夢中でほおばる彼女。「おいしそう…」そんな視線に気づいた彼女は「一口だけだよ」 そう言って、食べかけのクレープを僕に差し出してくれます。
デートの定番といえば、クレープ。勿論、彼女も大好きです。出来立てのクレープをぱくり。もしかすると、今日一番の笑顔かもしれません。
なんだかおもしろいオブジェを発見。中がハート型にくり抜かれています。「あそこで一枚、いい?」すると彼女は、少しはずかしそうに、ピースで応えてくれました。
歩き出すかと思ったら、足を止めた彼女。こちらのカメラを指差して、私を撮ってみればとでもいうようにこちらを見つめてきます。ポケットに手を入れている姿が、男前のような、可愛いような。
広島市街は、高層ビルが立ち並ぶ繁華街。でも、他の街とちょっと違うのは、その中を路面電車が走っているところ。カメラを持った彼女は、そんな街の風景をどうやって切り取ろうか思案しているようです。
河原でのんびりしたら、そろそろ街へ。彼女と歩くいつもの街は、どんな風に見えるのでしょうか。
お弁当を食べ終わったらそろそろ次の場所へ行くのかな、と思いきや、昼寝!? ごろごろと転がりつつ、こちらを見てくる彼女が魅力的です。
おにぎりの次はおかず。たこウィンナーかわいい!とはしゃぐ彼女もかわいいです。ご飯タイムのさいごはゼリーをちゅうっと。
一心におむすびを食べ続ける彼女。あぐっと大きい口をあけたり、ぐっとかみしめて味わったり。唇にちょこんと残ったごはんつぶをとってあげたくなって、自然と手を伸ばしてしまいました。
ちょっと早いけどおなか空いたのでお弁当タイム。河原で食べるおむすびの美味しさは格別。いっぱい食べるきみの表情も格別です。
ひなたぼっこを終えた彼女は、綺麗な髪をなんだか邪魔そうにかきあげ始めます。彼女にとっては何気ない仕草かもしれませんが、僕にとってはドキドキです。
ぽかぽか暖かい陽気の河原でねっころがりだした彼女。まだまだデートは始まったばかりだというのにお昼寝? 天衣無縫な彼女に振り回されつつも、いっしょに河原に寝転びます。
自転車から降りて、河原をぶらぶら。いつの間にかいなくなったと思った彼女、岩場からひょっこりと顔を出しています。ぽかぽか春の陽気のなかで気持ち良さそうな表情。
こどものように遊びながらも時折見せるミステリアスな表情。ギャップのある魅力的な彼女に見蕩れてしまっていたら、いつの間にか距離が空いていました。「ついてきてる?」と言われて、慌てて後を追います。
2002年11月に新潟で創刊し、現在は東京以外46道府県で展開中。出演モデルは、全て「その街に住む、普通の女の子」だが、誌面への出演を切っ掛けにデビューするケースが増えている。沖縄美少女図鑑の二階堂ふみ(映画「ヒミズ」主演ほか)や鳥取美少女図鑑の山本舞香(第14代三井リハウスガールほか)が代表例。この『彼女写真』から明日のタレントが生まれるかも? 公式サイト:http://www.bishoujo-zukan.jp/ Twitter:@bishoujozukan
1978年 愛知県名古屋市生まれ。2002年 自転車で日本縦断と世界二周の旅の道中で、写真家になることを決意。筑波大学人間学類心理学専攻卒業後、2005年 上京して写真家として独立。2007年 キヤノン写真新世紀優秀賞受賞。2015年より公益社団法人 日本写真家協会(JPS)正会員。ギャラリーと出版レーベルを運営。現在 東京都在住。 『ソラリーマン』『スクールガール・コンプレックス』『少女礼讃』など、“日本社会における記号的な存在”をモチーフにしながら、自分自身の思春期観や父親像などを反映させた作品を制作。2009年より写真集などの著書を刊行、現在80冊を超える(翻訳版も多数)。台湾・香港・シンガポール・スペイン・ニューヨークなど、海外で個展やアートフェアなどに多数参加。 吉高由里子・指原莉乃・生駒里奈・オリエンタルラジオなど、時代のアイコンとなる女優・アイドル・タレントの写真集の撮影を担当。 お金マイナス・人脈ゼロで、写真を始めて22年、上京・独立してから16年目。自分なりの戦略で、ファーストペンギンのように写真業界を泳ぎ続けている。 公式ウェブサイト:https://yukiao.jp note:https://note.com/yukiao