今回の日仏カップル、出会いはパーティーでした
気がついたらもうすぐ国際結婚3年目に突入の我が家。ケンカと仲直りをくり返しながら夫婦の結束を強めている(?)日々であります。
パリには「日仏カップルの離婚率は80%」という噂があるくらい、国際結婚は継続が難しいもののようです。……って他人事みたいに言ってしまいましたが。
さて、今回も日仏カップルに国際結婚のホントのところをインタビューしてきました。
29歳のLaz 稚菜さん(学生&日本食レストラン勤務)、32歳のLaz ブリエックさん(会社員)のカップルです。
稚菜さんは最初ワーキングホリデービザで渡仏。パリに来た理由は、就職することにしっくりこずどうせなら海外で「語学力」と、どこでも生きられる「サバイバル力」をつけようと思ったことからだそうです。そんな パリ滞在中に旦那さまと出会いました。
今年で結婚3年目の2人の出会いは、パリでよくある「Fêtes」(フェット)と呼ばれるパーティー。「Fêtes」とは、お金をかけずに誰かの家で、わいわい集まってお酒を飲む気軽なパーティーで、友人の友人などが集まる出会いの場でもあります。
ご自宅にうかがうと、 帰宅したばかりのブリエックさんが 「見て! 今日はインタビューだから、パリジャンらしく穴の空いた靴下にしてみたよ」とお茶目に出迎えてくれました。
長男のトレビスくん(3)と一緒に
海外生活の難敵は「食事」と「生活スタイル」?
お2人に「国際結婚の難しさについて話を聞かせて欲しいのだけど……」と切り出したところ、「う~ん。別にお互いを外国人同士だと意識したことって、あんまりないからなぁ」と、拍子抜けするほど穏やかな返事。
ブリエックさんによれば、「特にぼくの家族はオープンで無宗教だし、弟にも外国人の彼女がいたこともあって、日本人女性と結婚するっていうことは特別なことでもなかったしね。改めて国際結婚のよさを考えてみると『日本とフランス両方の文化を持てる』ってことかな」とのこと。
ちなみにパリの日仏カップルの中では、稚菜さん夫婦のように、女性が日本人で男性がフランス人というパターンが圧倒的に多数。これは、「日本人が海外でモテるから」そして、「女性の方が適応能力が高い」からだと思います。