5月もなかば過ぎとなりました。
私、雨月メッツェンバウム次郎は「5月病」になりました。
私は最近毎日7時間ほど寝ていますが、それでも昼間にはやっぱり眠いのです。それほど忙しくない日でも、夜には疲れ切って11時には倒れるように寝てしまいます。なんだか普段我慢できているような上司や手術のストレスが、ちょっと我慢できなくなってきました。
そしたら、後輩医師に言われました。
「先生、5月病じゃないすか?」
ムム、確かに……。
さて、私以外にも、「5月病」にかかっている人は多いのではないでしょうか。
「5月病」。医学書には書いてない病気ですが、ちゃんとその病気はあるんじゃないかと私は思っています。
年度はじめの4月にスタートダッシュをして、息切れしてくるのが5月。
医学的には、軽度の「抑うつ状態」であるか、「適応障害」だろうと思います。
こんな症状があると要注意です。
やる気がでない。仕事に行きたくない。毎日長い時間を寝ても眠い。食欲が落ちた。普段できていることが出来なくなってきた。
ひどくなると「仕事をやめてしまおうか」「自分には向いていないのではないか」など考えてしまいますね。
ですが、それはもったいない。
「五月病」は、新しい環境、職場や学校などに慣れるために避けて通れない「小さな山」なのです。
それは越えなきゃならない「山」ですが、小さいから誰だってカンタンに越えられるんですよ。
今回はこの「5月病」の治し方について、具体的にこの3つを提案します。
① 「5月病」は、「鎌倉」で治す。
② 「5月病」は、「リストアップ法」で治す。
③ 「5月病」は、治さない。
順にお話ししたいと思います。
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