街で見つけた「良いバー」の見分け方
いらっしゃいませ。
bar bossaへようこそ。
先日、ビームス創造研究所クリエイティブ・ディレクターの青野賢一さんが、カウンターでこんなことを仰いました。
「知らない街で目に付いたバーにふらっと入って失敗することってあるじゃないですか。外観で良いバーかどうかわかる方法ってありますか?」
なるほど。バーは僕がお客として行っても、当たり外れの多いタイプの飲食店だと思います。若い人はバーに行かないなんて話も聞きますし、実際bar bossaを見ていても若いお客様が減ってはきているので、僕が知っている「良いバーの見つけ方」をご案内いたします。
まず、青野さんとも話したのですが、本当は「そこのバーの常連と一緒に行って紹介してもらう」というのがベストですよね。バーテンダー側も「あの方の紹介だから」という意識で接するし、お客さまも「紹介してくれた人の手前、良いお客でいたい」と思っていただけるし、すごく良い関係になれます。
紹介ではなくても「○○さんのブログで見た」とか「近くで働いてて前から気になってて」とか言っていただけると、飲食店のスタッフは「お客さまの動機や目的」がわかって接客しやすくなります。
外観は、20年以上は続いていそうな「ほぼ老舗のバー」という見た目であれば、まず大丈夫だと思います。長く続いているお店にはいろんな常連の方がいて、いろんなそのお店ならではのルールがあるはずですが、実はそういう長いお店の方が常連の方もバーテンダーの方も「新しいお客さまウエルカム」な気持ちで迎えてくれます。長く続いているお店は、必ず「居心地が良い理由」があるので、思い切って扉を開いてください。
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