週刊ダイヤモンド
【
第11回】「イスラム国」に加盟する欧州の若者など内憂外患のEU諸国
景気停滞や移民問題による社会不安で右翼が躍進しているEUの情勢は今後どうなるのだろうか。
欧州の2015年は不安定さが増す厳しい年になりそうだ。経済の回復が停滞する中、政治・社会情勢は悪化の一途をたどるだろう。政治的な理由で経済原論を無視したEU(欧州連合)拡張のゆがみが出てくるからだ。
欧州委員会はユーロ圏18カ国における15年の成長率の予想を1.7%から1.1%に下方修正した。半面、失業率は14年の11.6%から15年には11.3%に改善すると予想している。が、この程度の改善では焼け石に水だ。
cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。
8220
false
この連載について
週刊ダイヤモンド
2015年はどうなるのか。多角的に予測する。
著者プロフィール
2013年に創刊100周年を迎えた『週刊ダイヤモンド』は、書店で一番売れているビジネス誌。昔も今も“ビジネスパーソンのパートナー”として、常に変化する時代をキャッチし、鋭く取材対象に斬り込み、わかりやすく読者にお伝えしてきました。その中から選りすぐりの記事をお届けします。
※ cakes版では、一部の漢字が簡略体で表記されている場合があります。内容は『週刊ダイヤモンド』本誌の編集当時のものです。