
──人口減少対策として、地方自治体が5カ年の計画を立てそれを国が支援するという地方創生関連法案が臨時国会を通りました。
正直、あの法案は「中身がない」といってもいい。本来、法律を制定するということは、政府のやりたいことをするために国民に制限をかけるか、役所を統制するためにするということです。
しかしあの法案は、自治体に「協力してくださいね」としか言っていない。わざわざ法律にする必要のないことをうたってます。
しかも、地方創生というのは、名前を変えて過去何十年も取り組んできた課題です。国が「計画を出せ」と言って、それを地方から提出させて資金を付ける。いつか来た道の繰り返しですね。
cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。