英語を学ぶ上でなんだか釈然としない単語のひとつに、would が挙げられると思います。would は、 will の過去形です。will は未来を表す言葉、それはとってもわかりやすいんです。ところが would になると途端に「未来形の過去って何??」と、ちょっと混乱してしまった人がたくさんいるのではないのでしょうか?
やがて仮定法で would が登場し始めると、もう何がなんだかよくわかりません。「えーと、仮定法過去のときには、If + 主語 + 動詞の過去形で、そのあとが主語 + would + 動詞の原形で……」 なんて感じで、意味も分からないまま、ただひたすら暗記して乗り切った人、たくさんいるのではないかと思います。
would のような助動詞の過去形はそもそもわかりにくいものです。would に限らず could, should も相当わかりにくいですが、今回は would に絞って解説していきたいと思います。いったい Would とはなんなのか、そしてどんな時に使われるのか、今日はその辺りを解明してみましょう。