「老けた」と感じるポイントは?
いらっしゃいませ。
bar bossaへようこそ。
たまに女性のお客様で「私、いくつに見えますか?」なんて質問をする人がいます。困った質問ですよね。
「うーん、こういう服の趣味だからたぶん30代後半なんだろうけど、でも意外ともう少し上なのかなあ、それとも…」って感じで悩んでしまいます。
この質問にはこう答えるべきだという有名なマニュアルがありまして、「あまり考えすぎずに本当に思った年齢の4才若く言えば良い」というものです。
「34才くらいかな」と直感で思ったら「30才」と即答すれば良いというわけです。すると「35才です」とか「32才です」となっても大丈夫だし、最悪「28才です」と言われても「落ち着いて見えますね」と言えば大体は「いつもはもっと上に見られるんです」とか答えてくれるわけです。
いやでもこの質問、できれば精神衛生上良くないのでやめて欲しいものです。先日は女性二人組みのお客様(独身、推定年齢35才)達からこんな質問もされました。
「久しぶりに知り合いの女性に会って、『老けたなあ』って思うポイントはどこですか?」
この質問も怖いですよね。
「肌」とか「髪質」とか答えても話題としてはなんにも面白くありません。その女性達も「そうかあ……」って言って、話は終わりです。それで僕はこう答えました。
「そうですねえ。髪型とか服装とかが自分がかつて遊んでて一番モテたころで止まったままの女性っていますよね。そういう風に『あ、止まってる』って気付く時に『老けたなあ』って感じますよ」
この答えでその場は「ああ、確かにそういう人っているいる」なんて感じでうまく切り抜けたのですが、でも、本当にそうだなと思いませんか?
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