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ブラック企業に内定したけれど
Q1. 就活中の大学4年生です。第一志望の業界は全滅、一応一社内定をいただいたのですが、どうしてもやりたい仕事というわけでもなく、しかもブラックな予感がひしひしとします。そこでもう少しいい会社はないだろうかと就活を続けています。留年して来年度の就活で再チャレンジすべきか、このまま今の内定先かこれからひっかかるかもしれないもう少しマシな会社に就職してしまうべきなのか……希望の業界に内定が決まっている友達のなかで一人だけみじめな気分です。フェル先生、僕に喝をいれてください。(22歳・男性・学生)
A1. 私が本業で勤務している会社にも、毎年たくさんの学生さんが面接に来ます。最近はあまりやらなくなりましたが、数年前までは結構多くの学生さんの面接を引き受けていました。何人も面接をしていくと、徐々に面接官としての「目」が肥えてきます。多くの人と話し、多くの人のアピールを聞いていると、「この人は本気でウチの会社に入りたいんだな」とか、「こいつはヒヤカシだな」というのが見えてくるのです。サークル活動で人を“統率”したとか、ボランティアで“活躍”したとかいう話の「ウソ」や「盛り」の部分がハッキリと分かるようになります。貴君と合格した友人との差は何でしょう。共に学び、共に遊んだ仲なのに、どうして貴君はダメで、友人はパスしたのでしょう。成績の差だけではありますまい。ネコを被った面接が、たまたまうまく行った訳でもありますまい。貴君とお友達の間には、何か決定的な“違い”があるのです。その“違い”は何であるのか。
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