去年の夏、ある大学の授業の一コマをお借りして、将来の夢や希望について、学生さんたちとディスカッション形式でお話をさせて頂いたことがありました。そのときに驚かされたこと、それは専業主婦志向の女の子たちが、少なからずいたことです。就職は腰掛けでいい。誰かいい人を見つけて、その人に幸せにしてもらうつもり。そうサラリと話す女の子たちの存在は、本当に衝撃的でした。僕が学生時代だった25年以上前ならいざ知らず、イマドキ大まじめにそういう発想をする女の子がいるなんて……。
人生はいろいろある
この「配偶者頼み」の問題点は、現実にコトがそんなにうまく運ぶかどうか、というところにあります。
人生には上り坂と下り坂、そして「まさか」がある
まだ48年しか生きていない僕でも、この格言には強く同意せざるを得ません。どんな平々凡々な人生だって、その人なりのドラマに満ちあふれています。例として、現実に身近で見聞きしたいくつかの「まさか」を書き出してみましょう。
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