フードプロセッサーの選び方、「小さいこと」が最大の長所になる

前回のミキサーに続いて、今回は「フードプロセッサー」の選び方をご説明します。樋口さんによれば、フードプロセッサーは「大は小を兼ねない」そうです。サイズの小ささがメリットになるので、コンパクトで使いやすい商品を選ぶのがおすすめ。

フードプロセッサーで手作業よりもおいしくなる

前回『ミキサー』を取り上げましたが、今回は『フードプロセッサー』について解説します。

フードプロセッサーはミキサーと同じく食材を粉砕する調理道具ですが、液体を得意とするミキサーに対して、野菜のみじん切りや挽肉、魚のすり身などを得意としています。

フードプロセッサーの必要性はわかりづらいかもしれません。野菜のみじん切りなど手作業でできるよ、と思う方もいるでしょう。しかし、例えば豆腐と白ごまペースト、調味料をフードプロセッサーで回せば、数十秒で白和えの衣になります。しかも、昔ながらの手作業よりもおいしく仕上がります。

昔、白和えの衣をつくるためにはすり鉢とすりこ木を使い、それをこし器で通して作る手間のかかるものでした。手間と時間をかけた手作りの方がおいしい……と思いがちですが、必ずしもそういうわけではありません。同じ豆腐を使っても手作りした白和えの衣はさっぱりとしてますが、フードプロセッサーで作ったものは濃厚な仕上がりになります。

みじん切りの時間をお金で買う

その理由はフードプロセッサーに豆腐をかけるとタンパク質の構造が壊れ、脂肪球が露出するからです。豆腐のおいしさは大豆に含まれる脂肪で決まりますが、フードプロセッサーを使えば安価な豆腐を使っても高級な豆腐に負けない味になります。

他にもカレーやミートソースを作る時、野菜のみじん切りはフードプロセッサーにお任せです。フードプロセッサーはなくてもいい道具かもしれませんが、みじん切りの時間をお金で買えると考えれば無駄な投資ではないはずです。

フードプロセッサーは安価なものから高価なものまでたくさんの種類があります。業界のトップブランドはフランスの『ロボクープ』というメーカーで、小型の製品でも15万円以上しますが、愛用しているプロも多いです。国産の家庭用ではパナソニックやテスコムなどの製品がメジャーでしょうか。

おすすめはコンパクトサイズなあのメーカー

そんなたくさんの製品から僕がオススメするのはこちら。

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樋口さん、どれがいちばんですか?

樋口直哉

包丁、まな板、鍋、フライパン、塩や醤油などの台所に欠かせない品々について、食の博識・樋口直哉さんがベストと思う一品を紹介します。なぜ、それがベストなのかという理由や選ぶときのポイントを解説するので、これを読めば迷わず納得してその品物を...もっと読む

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コメント

NigerTigris 早速購入して使ってみた。これからガンガン使うことになりそうだ。 2ヶ月前 replyretweetfavorite

gachacomplete https://t.co/fJCj2wl947 ウィザードリー関係ないいたって普通の記事でいきなりクイジナートでてきたので謎の笑いがとまらん。そうかー、現存のメーカーだったか 2ヶ月前 replyretweetfavorite

ikb これはヤバい。マジで買っちゃいそう。 な… https://t.co/1Wlpa7PBQI 2ヶ月前 replyretweetfavorite

kaorun67 「 誰かが「油玉」って言うてたの、コレやな。めっちゃクリーミーになる。 そしても私もmini prep使… https://t.co/aZKyQ68cLn 2ヶ月前 replyretweetfavorite