バーテンダーのトラブル回避術
いらっしゃいませ。
bar bossaへようこそ。
バーテンダーという仕事を毎日していると、どうしても「トラブル回避」っていうのが必要になります。例えば、「この方は酔っ払ったら人の悪口を言い始めるんだ。周りに関係者がいないようにチェックしなきゃ」ってことや、「この方は酔っ払ったら相手の意見をまず否定するところから会話が始まるんだ。この方はお隣のお客様には紹介できないなあ」って思ったりするというわけです。
それでどうしても、ついつい普段から、「あ、この人、いずれトラブルを起こすかもしれない」って、僕の心の中で危険信号を感じてしまうようなことがあります。誰か特定の人に夢中になって、大好きすぎてほぼ信仰状態になる人って、「あ、この方とは距離を置かなきゃ」って感じてしまうんです。
例えば、「この占い師のことは本当に信じているんです。もう大好きで大好きで著書は全部読んだし、SNSも全部にいいねをしているし、たまに私のコメントに返事をくれたら嬉しくて嬉しくて」みたいな話を聞くとしますよね。
誰かを好きになるってすごく良いことだとは思うんですね。でも盲目的になりすぎる人って、ちょっとでもその占い師が嫌なことをしたり、自分のコメントを無視したりすると、「大嫌い!」にひっくり返ったりするんです。
よく言われることですが、「アンチって実は大ファン」なんですね。普通は、嫌いなところがあればその人には近づかないようにするし、できるだけ無視ですよね。でも気になってわざわざそこに「反論」を言いに行くって、実はすごくその人に興味があるということですよね。