日暮えむ
引き揚げ列車だからこそ助け合う人たち
何日もかけてようやくたどり着いた奉天(現在の瀋陽)。港まではあと200キロ。しかしそこには、先に着いた列車が何台も立ち往生していました。
『ひぐらし日記』待望の書籍化! 描き下ろしも収録!
この連載について
日暮えむ
日本最大の流域面積を持つ利根川。繰り返し氾濫を起こし、坂東太郎(関東で一番大きい者の意)の名で知られたこの川の下流域で、昭和平成令和時代を過ごしてきた日暮えむさん。四十年以上に渡って詳細に付けれた自身の日記を元に、失われたその時代をマ...もっと読む
著者プロフィール
利根川沿いの田園風景広がる村に生まれ育つ。小3の時、担任の先生からすすめられて日記を書きはじめ、以来1日も欠かさず書いてきた。その日記をもとに、昭和平成令和へとまたがるエッセイ漫画「新ひぐらし日記」を執筆。商業媒体ではじめての作品。