『日本で市場規模が成長し続けている食べ物』と聞いて、なにを思い浮かべますか? じつは「納豆」はその一つ。全国納豆協同組合連合会の調べによると市場規模は十年ほど右肩上がり。2020年の納豆消費金額は前年比108.3%の2711億円で5年連続で過去最高を更新をしており、一世帯当たりでも4654円と拡大を続けています。
健康にいいという認識が定着した影響ですが、同じような発酵食品であるみそやしょう油の消費が減少しているのに比べると驚異的です。というわけで、今日はみんなが買っているであろう「納豆」のお話。
納豆は「作り手」で選ぶのがベター
納豆は大豆を加熱した後、適切な温度に冷ましてから納豆菌を付け、それを発酵させた食べ物です。意外と価格差が大きい食べ物で、スーパーでも安価な商品から高級品まで様々な商品が並んでいます。
パッケージを観察すると「国産大豆使用」というのが目に付きます。なにも書かれていない商品は「輸入大豆」を使用しているケースが多いでしょう。大豆は油脂が酸化しやすい食べ物のため、鮮度では国産大豆に分があります。ただ、パッケージに「国産大豆」とあっても「輸入大豆」より味が劣る納豆もあるのが難しいところ。納豆は大豆の煮熟から発酵温度まで気を配るべき要素が多い食べ物なので、作り手で選ぶのがベターです。
僕が普段、よく買っているおすすめ納豆はこちら。