燃え殻さんの小説『ボクたちはみんな大人になれなかった』が映画化!

燃え殻さんの小説「ボクたちはみんな大人になれなかった」が、11月5日(金)より劇場公開&Netflix全世界配信されます。

2016年からcakesで連載し、2017年に新潮社から書籍化された燃え殻さんの小説『ボクたちはみんな大人になれなかった』がNetflix映画として11月5日(金)より全世界に配信されます。また、同日よりシネマート新宿、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほか劇場で公開。

「ボクたちはみんな大人になれなかった」予告篇映像


©2021 C&Iエンタテインメント

予告編映像は、文通のやり取りを経て、主人公の佐藤(森山未來)とかおりが初めて出会った原宿のカフェの映像から始まります。
出会いは1995 年。90 年代カルチャーの中心街だった原宿で交わす慣れない会話。「おもしろいと思う」と言ってくれたかおりを見上げる佐藤の、「普通じゃない自分を目指していた」90 年代から、テレビの美術制作会社で働きはじめ仕事に奔走する毎日、書きたい小説を全く書けない“何もない”自分、パーティで出会ったバーテンダーのスー(SUMIRE)との出会い、恵(大島優子)との結婚の答えをはぐらかして別れたこと、2020 年までの時代の変化とともにさまざまな通り過ぎた思い出が語られています。
「あの時も、あの場所も、あの人も、すべてが今の自分に繋がっている」ことに気づく佐藤の 25 年の歳月が、豪華キャストとともに抒情的な映像で綴られています。

原作のあらすじ

あの時も、あの場所も、あの人も、 すべてがいまの自分に繋がっている。

1995年、ボクは彼女と出会い、生まれて初めて頑張りたいと思った。「君は大丈夫だよ。おもしろいもん」。初めて出来た彼女の言葉に支えられがむしゃらに働いた日々。1999年、ノストラダムスの大予言に反して地球は滅亡せず、唯一の心の支えだった彼女はさよならも言わずに去っていった—。 志した小説家にはなれず、ズルズルとテレビ業界の片隅で働き続けたボクにも、時間だけは等しく過ぎて行った。そして2020年。社会と折り合いをつけながら生きてきた46歳のボクは、いくつかのほろ苦い再会をきっかけに、二度と戻らない“あの頃”を思い出す......。

原作者・燃え殻さんのコメント

映像業界の裏方の仕事を20年以上やってきた者として、自分が書いた小説が映像化されることは、この上ない喜びです。2017年、深夜作業をこなしながら明け方寝る前に、この物語を少しずつ書き上げていったことを、脚本家の高田さんと森監督のシナリオを読みながら思い出しました。東京に圧倒されながらも、もがき続ける主人公、インターネットのない時代に文通で知り合ったヒロインのかおり。六本木の夜の天使、スー。社会の数にも入っていなかった頃に出会った同僚の関口。90年代、渋谷系といわれた音楽たちがあって、「裏原宿」という言葉に酔っていた人たちの物語。ノストラダムスの大預言がまだ健在で、何かが始まりそうで、終わりそうだった時代。簡単には過去にできない、過去にならなかったボクたちを、森山未來さんを含めた最高のキャストの皆さんで観られることを、今から楽しみにしております。

燃え殻
1973年生まれ。小説家、エッセイスト、テレビ美術制作会社企画。 会社の休み時間に始めたTwitterの抒情的なつぶやきが注目を集め、2021年8月現在、フォロワー数は24万7000人。WEBで配信された初の小説は連載中から大きな話題となり、2017年刊行のデビュー作『ボクたちはみんな大人になれなかった』は大ベストセラーに。同作は2021年秋、Netflixで森山未來主演により映画化、全世界に配信予定。 エッセイでも好評を博し、著書に『すべて忘れてしまうから』『夢に迷って、タクシーを呼んだ』『相談の森』がある。
Twitter:@Pirate_Radio_

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