外はかりかり、中はもちもちで止まらない「日曜日のじゃがいもお焼き」

今回紹介する料理は、馬田草織さんの思い出のレシピ。外はかりかり、中はもちもちの「じゃがいもお焼き」です。元は馬田さんのお父様が、ポーランドの家庭料理を真似て作ってくれたのだそう。そのままおかずにしても、醤油を強めにしておつまみにしても楽しめる料理です!

cakes読者のみなさま、こんにちは。

こどもの頃、ごくたまに、父が日曜日の昼ごはんを作ってくれました。メニューはほぼ、じゃがいものお焼き。すりおろしたじゃがいもに、刻んだ玉ねぎとベーコンを加えてつなぎに小麦粉を少し。よく混ぜたら、焼く。以上。これが大好物でした。外はかりかり、中はもちもちで、じゃがいもや玉ねぎの自然な甘さにベーコンの塩気がきいていて。仕上げにしょうゆをひゅっとまわしかけると、香ばしさが加わってそれもまたいい。生地にこしょうも加えているから、ちょっとスパイシー。最初の2枚はそのまま食べて、3枚目からポン酢をかけたりレモンを絞ったりして味を代えて、結局6、7枚は食べたなあ。

もういい大人になったある日、父と家で晩酌しながら、そういえば、あの日曜日のじゃがいもお焼きは一体どこで知ったのかと聞くと「ポーランドの家庭料理を真似た」という、とんでもない方向からの答えが。ポ、ポーランド? インターネットで海外の料理レシピが瞬時に手に入る今と違って、何十年も昔の昭和のこと。どこでどうやってポーランドの家庭料理のレシピを知ったのか。TVで兼高かおるの世界の旅でも見て知ったんだろうか。伝承経路はわからないけど、行ったこともないポーランドの家庭料理が、今となっては父の得意料理になっている。最近は孫に作ることもあって、これまた好評。どこかの誰かが誰かに作っても喜ばれて、しかも簡単。家庭料理の見本みたいな料理。

ちなみにネットでポーランド、ポテトパンケーキで調べたら、プラツキ・ヴェンギェルスキェという名前がヒットしました。読み方が正しいのかすらも、よく分からない。呼び名が違うと味も変わってしまいそうなので、私はこれからもじゃがいもお焼きと呼ばせていただきます。

みずみずしい新じゃがでも、寝かせたじゃがいもでも、どちらで作ってもよしです。つまみにする場合は、こしょうを強めに。焦げ目は攻め気味にきっちりつけて。

では、パパッと作っていきましょう。

Menu do dia 本日のメニュー
「日曜日のじゃがいもお焼き」

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

ケイクス

この連載について

初回を読む
ポルトガル食堂

馬田草織

ポルトガルや南蛮絡みのエピソードが大好きな編集者・ライターの馬田草織さんが、仕事現場や旅先、日常で気になった食のサムシングと、それにちなむおつまみ&ぴったりなお酒を月替わりでご紹介していく、家飲みも外飲みも楽しむ人へ捧げる至福のほろ酔...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード

コメント

jwavermiki これ面白い食感で美味しかった! 5ヶ月前 replyretweetfavorite

nikkilove2525 これ凄く美味しそう!! 簡単だし作っちゃおう 5ヶ月前 replyretweetfavorite

mkawachiira 備忘録 https://t.co/GBQaOaGWaU 5ヶ月前 replyretweetfavorite

kanan_2010 これ作ろう!美味しそう! 5ヶ月前 replyretweetfavorite