仕事は、「食っていくため」にするものではない。

あえてレールから外れよ。3歳児の気持ちで、のめり込め。常識とか世間体なんか、「ぜんぶ無視だ」。堀江流「生き方改革」として、「自分の人生を取り戻す」ための、行動スキルを指南します。まずは、「働き方」について。「お金のために働かない」。第1弾です。あなたは何のために、仕事をしているのですか? 3月11日発売の新著『非常識に生きる』より特別公開します。

「懸命に働くべき」という常識にとらわれている

食べていくためには、仕事しなくてはならない。多くの人は、そのように思いこんでいる。普通のサラリーマンに、なぜ働くのですか? と聞けば、ほとんどは「生活のため」「家族を養っているから」と答えるだろう。
果たして仕事は、食べるために本当に必要なのだろうか?

なぜ人は、働かなくてはいけなくなったのだろう。歴史的に解いてみよう。
イスラエルの歴史学者、ユヴァル・ノア・ハラリの書いた『サピエンス全史』に、「人間は穀物に家畜化された」といった表現がある。そこから次のような論考が展開されている。

旧石器時代、人類は狩猟採集民族であり、人々は狩りの毎日を送っていた。だが、農耕の技術を得たことで生活のパターンは変わった。狩りのための移動をやめて、畑を管理し続けなくてはいけなくなったのだ。
やがて人間は農耕技術の進化により、より大きな集団での暮らしが可能となった。安全ではあるけれど、決まった土地で生きていくことを強いられた。
そして、暮らしていく場所や役目を選ぶことの「自由」を失ったのだ

ハラリはその人類の様変わりを、「穀物に家畜化された」と説いている。
言い方は悪いが、人は農耕を身につけて、食べ物づくりの奴隷となったのだ。
その結果、仕事は「生きるためにはやらなくてはいけないつらいこと」という思いこみが、人のマインドに刷りこまれたと言える。それによって畑の相続に長男を縛りつける家父長制度など、悪習もたくさん生まれてしまったのではないか。

だが産業革命以降、穀物生産の自動化が進み、集団で働かなくても、食べ物が人間に届く仕組みができた。AIやITテクノロジーの進化も加わり、人は多くのつらい労働をしなくてもよくなった

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非常識に生きる

堀江 貴文
小学館集英社プロダクション
2021-03-11

この連載について

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非常識に生きる

堀江貴文

あまたの事業を成功させてきた男、堀江貴文。実現できたのは、莫大な資金や、特殊な才能があったからではない。 ただ、好きなことに「没頭」してきたからだ! あえてレールから外れよ。 3歳児の気持ちで、のめり込め。 常識とか世間体なんか、ぜん...もっと読む

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コメント

KazumiMatsuzaka #スマートニュース 7ヶ月前 replyretweetfavorite

ShoProBooks 堀江貴文氏@takapon_jp『非常識に生きる』、 cakesにて連載中です。 「仕事は、”食っていくため”にするものではない」 最新記事がランクイン、好評いただいています! 次回は、22日(月)にアップしますので、お楽しみに! https://t.co/y6QIHc1CMo 7ヶ月前 replyretweetfavorite

DI5K455ETTE "働く=我慢することではない" 7ヶ月前 replyretweetfavorite