無一文でも生きていける人が持っている、3つの「無形の資産」。

超人気YouTube人生相談『大愚和尚の一問一答』が、ベスト版として書籍化! 新刊『人生が確実に変わる 大愚和尚の答え』の発売を記念して、cakesで全文公開します。考えすぎてしまうあなたの背中を押す、61話+αを配信予定。今回は、第6章「平常心が一番すごい」よりお届けします!



私は福厳寺という寺に生まれ、幼い頃から師匠である父に言われてきました。

「お寺はおまえの家ではない。ここは仮住まいでしかない。私が死んだらおまえたちは出ていかなければいけないのだから、家に頼るな。親にも頼るな」

幼い私はそれが怖くてたまらず、母にこう訴えたものです。 「小さくてもいいから、家を買って住もうよ」 今思えば、家があったら安心だと思っていたのです。 ごくごく当たり前の感覚です。

人は安定を求めて家を買い、安定を求めて資産をつくろうとします。しかし、それらは本当に安定をもたらすでしょうか。

地震が起きたら、家は倒壊してしまうかもしれません。経済危機が訪れたら、貨幣価値は変わります。給料が減るどころか、会社自体が消えてしまうかもしれません。 諸行無常という言葉が示すとおり、すべては変わりゆくもの。世の中というのは過去現在未来、常に不安定なんです。

お金がある、いい家を持っている、高級車がある、それは確かに形ある資産と言えるものですが、有形のものだけに頼るのは愚かです。なぜなら、形あるものはすべて壊れ、消えてしまうからです。

お釈迦様の死期が近づいたとき、お弟子さんが聞きました。「もしお釈迦様が亡くなられたら、その後、私たちは何を頼りに生きていけばいいでしょうか?」 するとお釈迦様は、「自灯明(じとうみょう)と法灯明(ほうとうみょう)を大切にして生きなさい」と答えました。

自灯明というのは、自分自身を頼りにすること。つまり拠り所になれるような自分になりなさいという教えです。 法灯明というのは、お釈迦様の教えを指します。お釈迦様自身ではなく、お釈迦様が教えたこと、つまり仏教を拠り所としなさいという教えです。

最期に、お釈迦さまはメッセージを放たれました。

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大愚元勝

「生きるのがラクになった」「悩みがなくなった」と大評判! いま最も視聴されている超人気YouTube人生相談『大愚和尚の一問一答』のうち、最も人生を変えうる動画をセレクトして書籍化しました。「考えすぎてしまい、行動できない…」「同じ失...もっと読む

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rio_days_ 日々精進ということですな✨ 人は悩み苦しみ乗り越えて大きくなる🌲 約1ヶ月前 replyretweetfavorite