​一生忘れない嫌な記憶

どの世界にも偉そうな振る舞いをする人がいます。どういう気持ちでそうなるのかはわかりませんが、偉そうにされた方は意外と忘れないもの。今回はそんな林伸次さんの経験から、振る舞い方を考えます。

医者と弁護士と不動産屋

いらっしゃいませ。
bar bossaへようこそ。

「医者と弁護士の友達は持っておいた方が良い」という話をよく聞きます。医者は学生時代や病院や学会の横の繋がりがあるので、「その病気だったら、いい先生を知ってるよ」って紹介してくれることがあるらしいんですね。実際、僕たちは、どの病院のどの先生が優秀で専門なのかってわからないから、内部のことを知っているのって、本当にありがたい情報です。

弁護士はわかりますよね。普通、弁護士事務所に行くときって、その時点でそれなりにトラブルが大きくなっていて、高いお金を払って相談する状況です。でも弁護士に友達がいると、医者のときと同じで、「もしかしてうちの妻が浮気しているかも」とか「この契約書って変な気がするんだけど」とかって時にその分野に強い弁護士を教えてもらえたりします。あるいは、「あ、それちゃんと証拠は取っておいた方が良いよ、法的に有効だから」みたいな話も教えてくれるかもしれません。

さて、僕のバーの師匠の飲食コンサルタント・中村悌二さんが、いつも言ってたことがありまして、「お店をやるんだったら、不動産屋と友達になっておいた方が良いよ」というものです。

お店が成功するか失敗するかって、「お店の立地」と「家賃」が全てっていうくらい、大きいんですね。どれだけ良いお店でも場所が悪かったり、採算ぎりぎりくらい高い家賃だったりすると、上手くいかないことって多いんです。

不動産屋さんに友達がいると、「良い物件出たよ」って、市場に出る前に教えてくれるし、「この物件どう思う?」って相談したら、「これだったらもっと安いところ見つかるよ」って教えてくれるというわけです。

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ワイングラスのむこう側

林伸次

東京・渋谷で16年、カウンターの向こうからバーに集う人たちの姿を見つめてきた、ワインバー「bar bossa(バールボッサ)」の店主・林伸次さん。バーを舞台に交差する人間模様。バーだから漏らしてしまう本音。ずっとカウンターに立ち続けて...もっと読む

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コメント

aogikaoru_n こちらに微塵も興味ないそぶりの人が、私が著名な人と知り合いと分かった瞬間に態度が変わったりして、ああ、そういう感じなんだなぁと思ったことはありました。 一生忘れない嫌な記憶|林伸次 @bar_bossa | 2ヶ月前 replyretweetfavorite

keizin0309 一生忘れない嫌な記憶|林伸次 @bar_bossa |  フリーライターだった頃、某スポーツ団体からうけた約束の反故とドタキャンは忘れない。いまだにその団体は大嫌い。選手に罪は無くとも 2ヶ月前 replyretweetfavorite

tetsujin01 一生忘れない嫌な記憶|ワイングラスのむこう側|林伸次|cakes(ケイクス) https://t.co/lSduSx8Sy3 2ヶ月前 replyretweetfavorite

cookingdaichan 謙虚さをわすれないように。​ 一生忘れない嫌な記憶|林伸次 @bar_bossa | 2ヶ月前 replyretweetfavorite