cakes連載見送りに関するお詫び

この記事は、あさのますみ様のcakes連載見送りに関するお詫びです。

cakesでの連載に向けて準備を進めていたあさのますみ様の原稿が、編集部都合で掲載見送りとなってしまったこと、ならびに編集部があさの様に多大なるご心労とご負担をおかけしてしまったことを心からお詫び申しあげます。申し訳ありませんでした。

大切な作品を発表する場にcakesをえらび、膨大な時間と気力を注いでご準備いただいたあさの様には、編集部の都合で大変なご迷惑をおかけしてしまいました。現在は、あさの様から和解のお申し出をいただき、ご本人と合意のもとで、こちらの謝罪文を掲載するに至っております。

以下、本件の経緯をご報告いたします。

6月12日 cakesクリエイターコンテスト2020の受賞作品を発表

本コンテストでの受賞をきっかけに、編集部から正式に執筆依頼をして、あさの様に、ご友人の自死を題材にした連載記事をご準備いただいていました。執筆の過程では、担当編集者からのさまざまな加筆修正の提案に快くご対応いただき、全18回連載のうち12回分の原稿をいただき、2020年11月の連載スタートを予定しておりました。

その後、ドメスティックバイオレンスやモラルハラスメント被害者の方を傷つけ、二次被害を助長する記事を10月19日にcakesが掲載しました。編集部の未熟さによる認識不足や当事者への配慮不足によって、問題点への指摘や修正をせずにそのまま記事を公開したことが、原因です。そこで、既存連載ならびに新連載の記事が、社会問題を助長するような内容になっていないか、改めて見直しを行うことになりました。

10月27日 編集部のチェック体制、掲載フローの見直しを発表

編集部全体での話し合いの結果、一度は担当編集者が掲載の了承をお伝えしていたあさの様の原稿が、自殺者やその家族、いま悩みをかかえる方々に様々な影響を与えかねないものであるとの結論に至りました。そこで、特に強い影響が想定される8回目以降について、担当編集者から大幅なリライトをご相談しました。

その過程のやりとりで、編集部の配慮に欠けたご提案から、あさの様とご遺族の方を深く傷つけることになりました。繰り返し、お詫びを申しあげます。

掲載直前にいたった段階での大幅なリライト依頼という非常識なご相談でありながら、担当編集者ならびに当時の編集長からは、あさの様に先述のような詳しいご説明や誠意ある謝罪をさしあげていませんでした。加えて、原因が編集部の方針変更であるにも関わらず、リライトをお願いする背景は「炎上が理由ではない」と事実とはかけ離れた不誠実なご説明をさしあげておりました。

11月27日 cakes編集部 体制変更のお知らせを発表

cakes編集部は編集長の交代を発表しました。媒体方針の抜本的な見直しや編集部員の増員などの体制変更にともなって、以降より担当役員が改めてあさの様に編集部からご連絡していた内容の事実確認と謝罪のご連絡をしました。

改めて、多大なるご心労とご負担をおかけしたあさの様、ならびに執筆へご協力いただいたご遺族の方々に心よりお詫び申しあげます。誠に申し訳ございませんでした。

読者のみなさま、cakesで執筆いただいているクリエイターのみなさまにも、ご不安をおかけしたことをお詫び申しあげます。

今後も新体制のもと、編集部内の情報共有やチェック体制の見直しをはじめ、再発防止に努めてまいります。


cakes編集長 榎本紗智

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