第3章 幼児教育
【モチベーション】 「この子は何にこだわるのか?」その個性を見極める
親がいくら教育熱心になっても、子どもがやる気にならなければ学力は身につきません。それでも、ついつい子どものためと思って、いろいろやらせてみたくなるのが親心です。
何でもできるようになってほしいと思うがあまり、それが期待外れに終わると、「こんな簡単なこともできないなんて」「もっとできると思っていたのに」とガッカリしてしまう……。そんな経験がある方もいるかもしれません。
私もときどき、自分の期待を押しつけていないか気にするようにしていました。教育熱心になりすぎて、子どもを潰さないためには、「親のために子どもを教育している」のではなく、「子どものために子どもを教育している」ことを、はっきりと自覚する必要があります。
子どものための教育というのは、子ども自身が学ぶことを楽しみ、新しいことを知る喜びや面白さを知って、「やればできるんだ」という自信を持たせることです。
では、どうすれば子どもは学ぶことを楽しむようになり、やる気を持つようになるのでしょうか?
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