​まずいカレーなんて存在しない

定期的に街を歩きながら今何が流行っているのかチェックしているbar bossa店主・林伸次さん。最近下北沢にカレー屋が増えているそうですが、その理由はいったいなんなんでしょうか。林さんの新刊『大人の条件』、絶賛発売中です!

飲食店をするならおすすめなのがカレー屋

いらっしゃいませ。
bar bossaへようこそ。

僕、意識的に「今、街ではどういうものが流行っているのか」っていうのをチェックする時間を作っているんですね。いくつか場所も決めてまして、やっぱり「恵比寿、代官山、中目黒の三角地帯」「青山、表参道の辺り」「渋谷から代々木上原までの奥渋谷と言われる辺り」、あとは「下北沢」も定期的にチェックしに行ってます。

下北沢って最近は完全に古着屋の街なんですよね。かつてはバンドや劇団の街でしたが、最近はお洒落な若者がすごく増えています。そして今、レコード屋が増えているんです。レコード屋って、昔は新宿、そして90年代は渋谷が有名でしたが、今レコード屋も古着屋も下北沢に集まっているのです。

そういう若者が下北沢にデートでいくと、必ず飲食店に入ります。下北沢、今、すごくカレー屋が増えているんです。どのお店もすごくお洒落な若者がたくさん並んでいるんです。古着屋とレコード屋とカレー屋、なんとなくわかりますでしょうか。

そしてカレー屋って結構儲かるそうなんです。色んなカレー関係飲食関係の人から教えてもらった話をまとめます。

①閉店後に廃棄する食材がない

カレーって次の日の方が美味しいとも言いますよね。翌日に使いまわしが可能で、ご飯も様子を見ながら炊くことができるから、捨てる食材も少なそうです。

飲食店って、廃棄しなきゃいけない食材っていうのがかなりのネックなんです。僕の友人が西麻布で芸能人も来るような高級な和食を経営しているのですが、「その日残った魚は全部スタッフで食べるか捨てるかする」って言ってました。次の日に焼き物とか煮物とかって考え始めると、「良い料理のクオリティ」が保てないのだそうです。

②提供するまでの時間が早い

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ワイングラスのむこう側

林伸次

東京・渋谷で16年、カウンターの向こうからバーに集う人たちの姿を見つめてきた、ワインバー「bar bossa(バールボッサ)」の店主・林伸次さん。バーを舞台に交差する人間模様。バーだから漏らしてしまう本音。ずっとカウンターに立ち続けて...もっと読む

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コメント

i_risho https://t.co/xuBP8z33VH 定年退職してお店をやりたい っていう人たくさんいますよね やめとけ と思いますが参考まで 4ヶ月前 replyretweetfavorite

Life_Piacevole まずいカレーなんて存在しない|林伸次 @bar_bossa | 4ヶ月前 replyretweetfavorite

MaxHeart24 →まずいカレーなんて存在しない|林伸次 @bar_bossa | 4ヶ月前 replyretweetfavorite

bar_bossa 日本のカレーがラーメンのように日本を代表する和食になる日が来ると思うんです。​ まずいカレーなんて存在しない|林伸次 @bar_bossa | 4ヶ月前 replyretweetfavorite