基本的には「ザ」だけど、アルフィーは「ジ」
皆さん薄々勘付いているとは思うが、THE ALFEEの話をすると、その場が和み、にこやかになる。どんなアーティストでも、そのファン同士が語り合えばにこやかになるに決まっているが、THE ALFEEの場合、ファン以外の人同士でも、話題にあげるだけでにこやかになる。「特にファンではない人がそのアーティストについて話した時、場が和む確率」という統計はとれないものの、他のアーティストと比べても突出した数値になるのではないか。
自分は明治学院中学・明治学院東村山高校出身なのだが、THE ALFEEの3人は明治学院大学の出身。在校時、島崎藤村作詞による校歌を彼らが演奏した特別版CDが生徒向けに発売され、「なんだよ、配布されるわけじゃないのか」と思いながら、購入した友人に聴かせてもらった。分厚いコーラスにしろ、ギタープレイにしろ、丁寧に音階をなぞっていくいつもの感じが校歌にも適用されており、その時にも周囲がにこやかになっていた。英語の授業で、「THE」の読み方について、子音の単語の前は「ザ」、母音の単語の前は「ジ」と教わるなかで、「基本的には『ザ』、アルフィーは『ジ』」が流行ったのは、自分の学校だけだったのだろうか。それとも全国的なものなのだろうか。
天ぷら・寿司・焼肉を合わせて食べる
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