世間体を気にして生きてる
スイスイさんの記事が気になるので 読ませてもらっています。
腑に落ちない点がありますので、今回メッセージさせてもらいました。
素敵な旦那さんと 可愛い男の子が2人もいらっしゃるのに、遺書に書くのはラスボスさん(編集注:元カレ)が大好きだった、ということ。
万が一 それを旦那さんや、大きくなったお子様が記事を読まれたとして、何も思わないとお思いなのでしょうか?
それとも、とある芸能人のように「ダンナがウワキした! こらしめてやる!」のような炎上的意見で読者を集めようとしているのでしょうか?
(むしろそうであって欲しいと思います。でなければ旦那様やお子様が不憫で仕方ありません)私がそう思ってしまうのは、スイスイさんに対してうらやましいと思っているからかもしれません。
新しく彼氏や、大好きな旦那さんが居たとしても、「結局 忘れられないのは大好きだった元カレ」。
それを自分を欺くことなく、大々的に公表できちゃうスイスイさん。私だってそうゆう話がしたい。
彼氏が居てもいいじゃない。
結婚したっていいじゃない。人の目を気にしながら、世間体を気にして生きてるから、スイスイさんのような記事を読んで おかしいんじゃないか、と思ってしまうのかもしれません。
ただの自己分析でした。
自分もラスボスさんの手に落ちてた一人なので。
(み・30代・女性・ややメンヘラ)
子供を育ててる人に一番言っちゃいけない言葉が、「あなたのお子さんが不憫で仕方ありません」だと思うんですよ。
少なくとも私は絶対に言わない。
たとえばバス停で面識のない母親にそんなこと言ってる人いたら、自分が言われたわけじゃなくても怒りと驚きとで泣いてしまうかも。
だって「人を育てる」という重大な責任を毎日毎分毎秒背負い続ける子育てという任務には、まったくもって正解がなく、どれだけ力を尽くそうが安心できないし終わりがない。
だから結局いつもいつも「我が子が不憫な思いをしていないか」という不安と闘い続けることになる。
そこにいきなり「不憫です」って言葉刺されたら、大抵の人が心から出血すると思う。
長男を産んで6年半、少なくとも私は常に、そんな逼迫した感情を抱えているので、これを読んだみなさんは絶対に子育てをする誰かにこんな言葉をかけないでほしい。
死ねとか消えろとか暴力的な言い回しじゃなくても、それは刃物になるので。
さて、この連載には日々たくさんの相談をいただく。
だから私はこんな相談文にわざわざ答える必要はないのだけど、この相談文をここで成敗しておくことで救えるかもしれない別のなにかがある気がして、取り扱います。
なにが腑に落ちないのか
まず、〈腑に落ちない点がありますので、今回メッセージさせてもらいました〉とのことだけど、あなたが腑に落ちてないのは、私の人生に関してじゃない。自分の人生に関してです。
〈旦那さんや、大きくなったお子様が記事を読まれたとして、何も思わないとお思いなのでしょうか?〉などという私の人生に関して質問したいふり自体がダウト。
これに関する回答なんてむしろどうでもいいはず。
かつ〈ただの自己分析でした〉もダウト。
本当に“ただの”自己分析なら一人でやったら良い。
あなたは私をチクリと懲らしめたいだけだし、その罪悪感を相殺するために、後半意図的に自分の弱みを晒してごまかそうとしてきただけ。
あなたの文章における真実は、〈スイスイさんのような記事を読んで おかしいんじゃないか、と思ってしまう〉という一点のみです。