はじめまして。ライフハッカー[日本版]編集部です。私たちはブログメディアとして2008年に開設して以来、今日まで数々の「ライフハック」を紹介してきました。
ライフハック。さまざまな意味にとられる言葉ではありますが、「毎日をより良く、より楽しく過ごすためのワザ」としています。そのワザの数々でどう毎日を楽しめるようになるか、人生をどう変えられるか、そのためのヒント集になればという気持ちで、今日も記事をお届けしています。
cakesでは、テーマごとにこれまでの記事をまとめて紹介していきます。今回のテーマは「洗濯」。洗濯の仕方や洋服に関するハックを集めました。それでは、以下より。
目次
1.縮んでしまったTシャツやセーターを直す方法
2.手間を減らせる、洗濯のひと工夫
3.ワキ汗落としからたたみ方まで…ワイシャツの悩みを解決
4.結局、服を減らすことに勝る時間節約法はない
1.縮んでしまったTシャツやセーターを直す方法
洗濯してしまったらTシャツなどが縮んでしまった! そんな時は家にあるもので簡単に直せます。
ヘアコンディショナーを溶かしたお湯に衣類を浸して、5分置いてから伸ばすと、元の大きさに戻ります。(元記事)
そして、寒い季節になればセーターやカーディガンなどを着る機会も多いもの。セーターの袖口が伸びてしまっていたら、ドライヤーを使ってみてください。
生活情報サイト「Real Simple」によると、伸びてしまったセータの袖口を元に戻すのは意外と簡単だそうです。袖口をお湯につけて軽く形を整え、ドライヤーで数分間乾かせば、繊維が元のように引き締まってきます。完全な修復とはいえませんが、外形を整えるには十分です。(元記事)
捨てるのが惜しいと思っていた洋服、これで直れば儲けものですね。
2.手間を減らせる、洗濯のひと工夫
靴下の片方がどこかへいってしまわないために
洗濯をした後で、靴下が片方なくなっていることはありませんか? 探す時間は実にもったいない。簡単な2つの工夫をすれば、どこかへ行ってしまうのを防げます。
・靴下用の洗濯かご(小さなものでOK)を別に用意して、靴下だけはそこに入れる洗濯の間に離れないように一緒にする。
・靴下の口のところを折り返して一緒にしておいてもいいが、洗濯中に外れてしまうこともあるため、上の写真のようにダブルクリップなどを使うのがオススメ。(元記事)
もし、ちょっとお金を出しても良いというのであれば、靴下用に小さなメッシュのランドリーバッグを買うと良いです。脱いだらそこに入れるようにして、そのまま洗うのです。さらにラクしたいのであれば、「すべて同じ靴下で揃えてしまう」のが最強といえるでしょう。そうすれば、わざわざペアにしたり選んだりする必要はなくなりますからね。
アイロンをかけなくても襟をきれいに保つには
「わざわざ毎回アイロンをかけるのは面倒くさい…」というあなたにオススメしたいのが、アイロンをかけなくても襟がビシっとなったまま保つひと工夫。
襟付きのシャツをハンガーにかける時に一番上のボタンだけ留めておけば、アイロンをかけなくても襟がビシっとなったままに保てるそうです。一番上のボタンだけを留めておくと襟の形が正常なままキープでき、横向きにへたれません。乾燥機から出したばかりの服をハンガーにかける時、または洗ったばかりの洗濯物を干す時に覚えておくと良いTips。(元記事)
洗濯したあとには、ボタンを閉めて、しっかり襟元を整えてから干す。これだけで面倒な一手間が減って、なおかつ見た目もよくなります。
3.ワキ汗落としからたたみ方まで…ワイシャツの悩みを解決
ワキ汗が原因でシミができてしまったときの落とし方
仕事でスーツを着る方なら、ワイシャツのお悩みはあるはず。まずはちゃんと体にフィットしたものを書いましょう。ファッションブログ「Put This On」のアドバイスは、「試着する時に座ってみた方がいい。真っ直ぐ立っている時にちょうどよく見えたとしても、姿勢や体勢が変わると思いもかけないところにしわが寄ったり、引きつったりすることはよくある」そうです。細身のシャツは特に注意。
次に、洗濯です。この夏もとても暑かったですよね。もし、ワキ汗が原因でシミができてしまっていたら、こちらの記事で紹介した以下の手順で洗濯してみてください。
洗濯する前に
1.水1に対して洗濯洗剤4を混ぜて、スプレーボトルに入れます。白シャツの脇の下部分にそれをスプレーして(裏からも、表からも、両面にスプレー)1時間ほどそのままにしておきます。
2.次に、使い古しの柔らかめブラシの歯ブラシかスクラブブラシを使って脇の下部分をそっと擦ります。
3.冷たい水で洗剤をすすぎ、洗濯洗剤をスプーン数杯ほど入れたバケツの冷水の中にその白いシャツを一晩漬けておきます。翌朝には、洗濯機で洗濯準備OKです。
洗濯の仕方
1.準備が終わったら、できるだけすぐに洗いましょう。洗う準備が終わったシャツをいつまでも放置しておくと、汚れがよく落ちません。お湯で洗濯すると、効果が高まります。次のものを入れれば白いシャツがより白くなります。
2.すすぎのときに半カップ(およそ120cc)のレモンの絞り汁を入れます。この方法は、外干しする場合には、とても効果的です。
3.すすぎのときに半カップのお酢を入れます。水道水が硬水(ミネラル成分が大量に含まれている)のときにはこのようにします。
干し方
1.白いシャツは太陽の下で自然乾燥させましょう。こうすればシミを「引き抜く」ことができますし、実際に洗ったよりもより白く見せることができます。もし外干しができないなら、部屋の中で干してみましょう。
2.乾燥機で乾燥させるのはやめましょう。取りきれなかったシミ成分が乾燥機の熱によってさらに定着してしまいますし、可能な限り真っ白なシャツにするのには最適な方法ではありません。
あとは、制汗剤や肌着を着るなど、普段からワイシャツに余計な汗をつけないのも肝心。また、真っ暗な場所で白いシャツを保管していると、黄ばみを起こすモトになります。自然素材(綿など)の白いシャツは、できるだけ明かりのある棚に保管しておきましょう。
アイロンがけの基本をおさらい
洗濯ができたらあとはアイロンがけ。以前に「動画で学ぶ、ワイシャツ・パンツ・スカートのアイロンがけの基本+α」の記事で紹介した上記の動画を参考に。必要な物は水、アイロン、アイロン台です。ポイントは以下の通り。
- 袖からアイロンをかける。
- 袖にアイロンするときは、ボタンを外す。これによって、袖口がフラットになるので、袖口をシャキっと伸ばすことができ、袖全体もアイロンしやすくなる。
- 襟はボタンを外して、平らに伸ばしてからアイロンする。襟にアイロンをかけたら、一番上のボタンだけ閉めて、全体をアイロンしていく。
- ワイシャツ全体にアイロンしたら、数分間ハンガーにかけて、アイロンの熱を冷ます。冷める間にシャキっとキレイに仕上がる。
ワイシャツをきれいにたたむ4つのステップ
アイロンがけが済んだら、たたみましょう。米ライフスタイルメディア「REAL SINMPLE」が紹介していた「ワイシャツを簡単にたためる4つのステップ」が参考になります。
ステップ1: シャツを平らに寝かせ、ボタンを締める
シャツのボタンをきちんと留めて、平らな面でシワがない状態にのばす。
ステップ2: 両袖を折る
袖口が背中の真ん中でクロスするよう袖を水平に折る。ティッシュペーパーを背中に置くと、しわができにくくなる。
ステップ3: 身頃を折る
背中の真ん中で合うように身頃を折る。両側が互いに均等になるように折るのがコツ。両袖が襟の下で大きめのV字になればOK。
ステップ4: 半分の長さに折る
シャツの長さを半分に折り、さらにもう半分折る。シャツの裾が襟の下にくればOK。
4.結局、服を減らすことに勝る時間節約法はない
ライフハックの大切な要素は「効率化」です。手間を減らして時間をつくれば、もっといろいろなことに使えます。前述した「靴下の種類を1つにする」にも通じますが、洋服に関する時間節約法といえば「服の選択肢を絞る」ことでしょう。
ウェブサービス「Buffer」のJoel GascoigneさんとLeo Widrichさんは、「服の選択肢を最小化する」という本当にすばらしいコンセプトを実践しています。彼らは、Tシャツ数枚と本当に1枚のジーンズしか持っていません。これで日々、服を選ぶ時間が省け、すばやく大事な仕事に集中できるようになります。このコンセプトについて彼らが語っているビデオもあります。(元記事)
では、どういう服をそろえればいいの?という方へ。「少ない予算で仕事にも使える『着回しできる洋服』をそろえるためのポイント」の記事に、男女共通に使える基本のヒントがありました。
・中間色(例:黒、グレー、ネイビー、ベージュ)をベースにする
中間色をベースにすれば、手持ちの服すべてを組み合わせられるだけではなく、時間も節約できます(オバマ大統領はグレイかネイビーのスーツのみを着用するようにして毎朝洋服選びにかける時間を短縮しているのだそう)。
ただし、靴やカバンのようによく使うアイテムには、クオリティの高いものを選ぶのがオススメです。靴とバッグの値段は簡単には隠せませんし、手入れをすれば長いこと使えて、結果的にはお得になることも。
折しも衣替えの時期ですので、これを機に洋服も整理してみてはいかがでしょう?
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