マレーシアで日本企業に対する評価が割れるワケ

ある事柄をめぐって評価が割れることはしばしばありますが、事実は複数あるのかもしれませんね。

こんにちは。

「東京の治安は良いか」って友達と議論したら、体感治安にはずいぶん差がありました。

同じ街に暮らしていても、その人の見かけや性別、年齢により、見えてる世界が全然違うのです。聞いてみると、安全で治安はいいと言う人もいれば、若い女性で不審者にあったり、痴漢にあったりと、人によって経験はさまざまなことがわかりました。「男と女で見えてる世界が違う」って連載、本当にそうだと思います。

なかには、二回も泥棒に入られた人がいて、「治安がいいとかありえない」って言ってました。交通の便利な場所にある一軒家で、道路に面していましたから、泥棒に入られやすかったのかもしれませんよね。

マレーシアでも同じことがありました。
ある人は、マレーシアに来たら、嫌な人ばかりだ、と言うのです。
ろくな人と会っていない、と。

仕事で手抜きをされたり、いい加減な扱いをされていると怒っていて「どこ行ってもひどい人ばかり。早く日本に帰りたい」が口癖でした。

聞いてると、本当に何もかもがうまくいってないのです。
なぜかトラブルばかりが起きていました。
事故や事件に遭遇することも多く、なんで?と思うくらい運も悪いのです。

実際帰ってしまったのですが、嫌なところにムリにいることはないなと思いました。

一方の私は逆に、不動産は4回借りてますが、トラブルになることもなく、誰かにすっぽかされたり、騙されたり、極端な遅刻の経験もない。電話営業の仕事してたのに、お客さんに怒られたこともない。

こういう不思議なズレってどこでもおきます。

子育てしていても、人によって言うことは全く違います。
同じ日本に住んでいても子どもの性格やじぶんとの相性、生活ぶりによって、見ているものは全然変わってくる。

嫌なものに気づきやすくなると、嫌なものが強調されるし、いいところを見ようとすると、嫌なところが目に入らないってのもあるかもしれません。

みんなある程度自分の経験をベースにしますから、ずれてもしょうがないのです。


人によって見えている世界が違うわけ

以前、会社の人たちとこの話題になりました。

付き合うコミュニティ、仕事内容によって、見る世界が変わってくるって言う人がいました。
ある人は、「住む場所によっても違う」と言ってました。確かに、中間層が多い街と労働者が多い街では見えるものが違う。

「その人自身のキャラクターも、もしかしたら影響してるかもしれませんね」と言った人もいました。

それもあるかも知れないです。

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怒らない力—マレーシアで教わったこと

野本響子

編集者・ライターの野本響子さんがマレーシアで暮らし始めて感じたのは、日本にくらべて驚くほど寛容なマレーシアの社会。「迷惑は掛け合うのが当たり前」「怒る人ほど損をする」など、日本の常識からしたら驚くことばかり。 この連載では、そんなマレ...もっと読む

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コメント

malay_info #マレーシア 4ヶ月前 replyretweetfavorite

mmr_hrk とても普遍的な話。端的に合う合わないってのもあるしね。 → 4ヶ月前 replyretweetfavorite

NigerTigris まぁ、見ている色も同じではないしね。 4ヶ月前 replyretweetfavorite