人さえ人にとどまらない

飲食店をやっていると、なにか決まった別れの挨拶もなく、ある日突然常連さんが店に来なくなるなんてことがざらに起きるそうです。そんな飲食店的人間関係から、人付き合いの仕方について考えます。

バーにずっと来つづけてくれる人

いらっしゃいませ。
bar bossaへようこそ。

洋服屋さんでも美容院でも、居酒屋でもレストランでも、「お店をやっている人」にとって特有の悩みというのがあります。それは、「ずっと来ていたお客様が、ある日突然来なくなること」なんです。

基本的にどんなお店も、お客様はこの3種類にわかれます。

①SNSやメディアで話題になったり、近所に新しく開店したりして、ちょっと気になったから1回だけ行ってみた人

実はお店って、特に飲食店は、この1回だけのお客様がほとんどです。人によっては「すごく良いお店。最高。また来たい!」って感じで写真を撮って、SNSにアップしてくれるかもしれませんが、まあほとんどの方が2回目はないです。

特に東京のような大都市だと、新しいお店ってほんとたくさんあるので、順番に回っていくだけでも十分時間とお金が必要です。2回目行くってめったにありません。

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ワイングラスのむこう側

林伸次

東京・渋谷で16年、カウンターの向こうからバーに集う人たちの姿を見つめてきた、ワインバー「bar bossa(バールボッサ)」の店主・林伸次さん。バーを舞台に交差する人間模様。バーだから漏らしてしまう本音。ずっとカウンターに立ち続けて...もっと読む

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コメント

kirakira_star_a ああ…ほんとにそうだな、と思った。心が軽くなったし自分をもっと大切にしようと思えた。 3ヶ月前 replyretweetfavorite

architectizm bar店主の素敵な話。 人が移り変わっていくのは当然の話。規律を持って移り変わっていけば、店舗もサービスもそれは必然であり惜しむようなことではないってことなんだよね。 勇気をくれるおはなし。 https://t.co/jznhcSEXNL 3ヶ月前 replyretweetfavorite

aomekoumiha わ! か! る! 自分がネット連載小説読んでて、なんとなく離れることもあるし、逆に何もした覚えがないの… https://t.co/yu2oMDiP8I 3ヶ月前 replyretweetfavorite

alexandre_ishii ほんとにそう 無理して長続きさせる必要は ないんだよねえ ただただ変わるのが当たり前だよ 3ヶ月前 replyretweetfavorite