下北沢の呼吸と一体化したパン屋です【第2回】

サブカル、古着、演劇の街、下北沢。街も人もあっという間に移り変わる変化の多い街でもあります。そんな街の一角に、住む人の暮らしに寄りそい、どこか安心できる“街のパン屋さん”がありました。4回シリーズの第2回です。

自由な人が多いから好きなときに、好きなものを

現在、お店に並ぶパンはおよそ60種類、サンドイッチは15種類。上の焼き上がり時間グラフのとおり、朝4時には仕込みが始まり、その後は6時半からお昼14時半までほぼ30分おきに、とにかく休みなく、パンを焼き上げていきます。

あくまで“パンも食べられるカフェ”なので(再確認)、オープンした当初はパンの種類も約20種類程度でしたが、「(元々今の場所にあった)『大英堂』 のあのパンは置いてないの?」、「こんなパンが食べたい」というお客さんのリクエストに答え続けているうちに、ここまで種類が増えてしまったのだとか...。

また同時に、「毎日来てくれるお客さんが、なるだけその日の気分で選べるように」という想いも込められているのだそう。

「お客さんが、好きなときに来て、いつでも好きなものを選べるようなお店にしたいと思っているんです。だからこそ、いろんな種類が揃っていることはもちろん、子供から大人まで、たとえ毎日買いに来てもらったとしても、あまりお客さんの負担にならないよう、気軽に買える値段をつけています。美味しさと価格のバランスは一番気を遣っているところですね」

また、朝7時半から夜8時までオープンという、カフェとしては朝早く、パン屋としては夜遅い営業時間も、下北沢に住む人たちのライフスタイルに合わせて決められました。

「ここはフリーランスで働く人たちが多い街なので、お客さんの来る時間はさまざま。食べたくなったときに、いつでもふらっと来てもらえるように、朝から晩まで開けています。モーニングやランチは別ですが、時間帯限定のパンというのもないんです」

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小さいけれどスゴい店が大好き!

ケトル

とにかく、小さいけれどスゴいんです! 気取らず、カッコつけず、自分の好きなモノを、自分の目の届くところで丁寧に売る。敷居は低く、専門性は抜群に高い、今すぐは行けなくてもいつか訪れる日を楽しみに待ちたい。ケトルの「小さな店特集」です。

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