得意な「学びのタイプ」を知ると、勉強がしやすくなるという話。

教育方法が一通りでなく、その人にあった学びのタイプが選べるというマレーシア。効果的な学習方法を紹介した本は多々ありますが、どういうやり方が効果的かは人によって違うのかもしれません。

こんにちは!

世界中でオンライン授業が始まっています。
ところが、オンライン授業が辛い、との声を先生からも子供からも聞きます。一方で、オンラインになった方が質問もしやすいし、集中できると言う人も少数ですがいるようです。

我が家の長男は、もう3年ほどオンラインが主体のホームスクールにいます。子供たちをみていても、向き・不向きがあります。

日本の学校のように、4−50人が一斉に黒板の先生に向かって授業を聞いて……というスタイルにも、やはり「向き・不向き」があるようです。
そして、向いていない方法でインプットを続けるのは、苦痛なのです。

子供もそうですが、大人になってからも、楽しくないと学びにくい。
実は、これ以外にも、いろんな学び方の「タイプ」があることを、私はマレーシアに来て気がつきました。


怒られると奮起するタイプか、萎縮するタイプか

息子が日本で、保育園から小学校に上がったときのこと。

お世話になった園長先生が小学校に見学に来てくださったのですが、「この学校に、多分あなたのお子さんは合わないですよ」と言われたのです。「ここは合う子には合うけど、合わない子には合わないよ」と。

「叱られて伸びる子もいるけど、反発してやる気を失う子もいるよ。息子さんはやる気を失うタイプ」と。私は割とどっちでも大丈夫なタイプですが、我が子は後者のタイプだったようです。

大人でも同じ。ある方は、「褒められないと無理」だと言います。
厳しい環境だと、すっかり萎縮してしまい、自分が出せなくなってしまうそうです。
一方で、「甘い先生だと甘えちゃってダメ。厳しくしてください」って人もいます。多分「怒られること」に対する許容量もひとそれぞれなんだと思います。


細部→全体か、全体→細部か

息子が小学校で無理だったのが「ステップバイステップ方式」でした。
要するに、足し算を覚えて、次に分数に行く、みたいなのが無理でした。「なんのためにやるのか」がわからないとやる気にならないのです。

ところが、ホームスクールの先生たちは、最初に高等数学や物理などを教えて、「このために、方程式や関数が必要なんだ」と解いたのです。

実は、ステップバイステップでは学びにくい、って人、結構多いみたいです。このタイプの人は「なんで学んでいるか」がわかると突然スイッチが入ることがあるようです。


聴覚・視覚・文章、どれが一番頭に入りやすいか
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怒らない力—マレーシアで教わったこと

野本響子

編集者・ライターの野本響子さんがマレーシアで暮らし始めて感じたのは、日本にくらべて驚くほど寛容なマレーシアの社会。「迷惑は掛け合うのが当たり前」「怒る人ほど損をする」など、日本の常識からしたら驚くことばかり。 この連載では、そんなマレ...もっと読む

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コメント

Kuromamema_31 息子の観察が圧倒的に足りないと痛感! 4ヶ月前 replyretweetfavorite

kazubo1 遠い昔だけれど、わたしが小学校高学年まで劣等生だったのはこんなことが関係していてのかも。選択の範囲が広がるのは良いことです。 https://t.co/5GhpxmaiXo 4ヶ月前 replyretweetfavorite

TKKadanny 私も自分の学びのタイプ、分析したいな: 4ヶ月前 replyretweetfavorite

emu210 ハチャメチャ有益な記事じゃん………… 4ヶ月前 replyretweetfavorite