- [POINT 1]世界の先進医療は、治療から予防医療の普及へと向かっている
- [POINT 2]病気は家族やパートナーの時間を奪うが、予防は可能
- [POINT 3]病気の予防法はスマホで調べられるし、役に立つアプリも多い
不快なものは対策次第で避けられる
僕は、シンプルな快楽主義者だ。美味しいものを食べて、美味しいお酒を飲んで、楽しくワクワクすることに熱中して過ごしていれば、あとは大抵のことはどうでもいい。できる限り、人生を心地良い時間で満たしていきたいと思っている。
結局のところ、スマホはそのためだけに活用している。
さらに、心地良さを追求するために、不快を避けることを心がけている。だが、街中でいきなり声をかけてこられたり、お酒を飲んでいる席で根拠不明な健康食の素晴らしさを熱く語られたり、SNSで悪口を投げつけられたりなどと、あらかじめ避けることのできない不快は存在する。
そういうことをする人たちは無視するか、その都度追い払うしかない。
だが、不快なものの中には、きちんと対策を取っていれば、ほとんどが避けられるものがある。それは病気だ。
僕は予防医療に、ビジネスとしても興味を持っている。現在、世界の先進医療は治療技術の研究から予防医療の普及へと、フェーズが移りつつあるのだ。
治療技術の進化は本当に目覚ましい。少し前なら手に負えなかった病気も、いまの先端医療の最新技術を使えば治せてしまうものもある。わずか10年前に悪性腫瘍などの病気で命を落としてしまった人たちも、もし現在の治療を受けたなら、QOLを維持しつつ、長生きできる状態に持っていけるのだ。
病気は自分だけでなく他人の時間も奪う
完璧な予防は無理かもしれないが、手を打てるものは打っておくべきだ。そのためには、病気の予防に必要な情報を、スマホを使って集めていけばいい。