いまぐらい忍耐力があったら、別れずに続いていただろうか

美人東大卒弁護士という華やかな肩書きと裏腹に、常識が通用しないぶっ飛んだ奥さまと、3歳になった息子を育てる樋口毅宏さん。今回は2019年2月3日の日記をお届けします。前回の日記はこちらからどうぞ。

2月3日

朝4時前、突然かず嘔吐。

シーツを洗濯。その後眠れず。

がっかり。心底がっかり。なぜこんな日に。

考えてみればこないだまで食欲がなかったから、「チョコスティックパンでも食べるならOK」と、まるごと一袋あげる俺が悪い。悪すぎる。

父親を3年やってるがまだまだと猛省。

結局ほぼ完徹で室井家へ。電車に乗って、駅に着くと、中島さんが車で迎えに来てくれた。

室井さんの旦那さんは俳優の中島朋人さん。
劇団「鉄割アルバトロスケット」に所属している。

僕は鉄割の舞台を何回か観に行ったことがあるので、看板役者の中島さんと室井さんが付き合っていると知ったときはびっくりした。

室井さんは明るくて楽しくてさっぱりした人柄で美人で、こんな人と結婚した中島さんは幸せ者だなあと思った。

おふたりには娘さんがふたり。長女はものすごく利発。ちょっと度肝を抜かれる。

室井さん「小さい女の子と思わないほうがいいですよ。中身は成人女性と一緒」

かずは全然絡まない。

室井さんに「かずが喋らない」と言い過ぎたせいか、テーブルの輪の中に入ってこようとしない。起きてからまだ何も食べていないのに、アンパンマンで遊んでばかり。

行きの駅で一瞬姿が見えなくなり、叱ったせいか。殻に閉じ込めてしまった。あとで反省。

室井さんから子育ての悩みを聞く。どこの家庭も様々あるなあ。

はあ、しかしなんて楽しいんだろ。室井さんと知り合った頃はこんな関係になるとは思わなかった(あちらもそうだろう)。

こちらが室井さんが新潮社にいたときに作っていた社内同人誌「KimKim」。もちろん「Yom Yom」のパロディ。

執筆者は新潮社内の編集長や名だたる敏腕編集者ばかり。みんな室井さんからの原稿オファーを受けた。ノリがいい。社内の空気の良さが伝わってくる。

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Baby Don't cry 〜赤ちゃんと俺とキレ妻と〜

樋口毅宏

伝説の育児日記が帰ってきた!『おっぱいがほしい!——男の子育て日記』で、各方面を騒然・唖然・呆然とさせた作家の樋口毅宏さんが、満を持してcakesで続編をスタート!美人東大卒弁護士という華やかな肩書きと裏腹に、常識が通用しないぶっ飛ん...もっと読む

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