- [POINT 1]ワクワクする情報を浴び続けるとアウトプットの質は高くなる
- [POINT 2]フォロー先を厳選して、良質な情報を浴び続けよう
- [POINT 3]情報は、自分の感情を基準にセレクトする
芸能情報やバズっているニュースもあえて読む
僕のスマホに入っているアプリは、一般のビジネスパーソンと大して変わらない。使っている時間も人より長いわけではない。僕が得ている情報の入手経路も、あなたや他のみんなが得ているものとさほど変わらない。
SNSで主に使っているのはTwitterとFacebook、Instagramなど。
もちろんLINEも使っている。基本的にそれらの組み合わせで身のまわりの情報を得て、仕事や遊びの予定をこなしている。
ニュースはNewsPicks、LINE NEWS、Gunosyで読んでいる。本を読むのは、もっぱらKindleだ。
知り合いの人から「Gunosyを使っているのは意外」だと言われたが、芸能情報やバズっているニュースなどもあえて読むようにしている。
世間の人たちが何に興味を持って、どのように社会の空気が動いているのか、チェックしておきたいからだ。
僕のように複数の事業を同時に進めていくためには、世の流れをタイムリーにつかんでおくことが重要だ。本質的にくだらなくても、バズった情報はリアルタイムで得ておく必要がある。
楽しい、ワクワクするような情報を取りに行く
さらに言うと、特別な「ニュースソース」なども持っていない。
けれど、僕は一般の人よりも早く価値の高い情報をつかんで、価値の高いビジネスプランや、多くの人に楽しんでもらえるエンターテインメントを発信できる。
それはなぜか? 情報をゲットする際の「価値観の違い」が大きいだろう。
まず第一に挙げられるのが、「僕自身が楽しい、ワクワクするような情報」を積極的に取りに行っていることだ。
意外と多くの人が、これをできていないのではないか。
「役に立ちそう」「知らないとバカにされそう」「知ってると頭がいいと思われそう」
こんな理由、つまり“損得”で情報収集している。
損得とか、まわりの評価なんか気にしなくていい。そんな価値観で手に入れた情報は、しょせん誰もが知っている二束三文の情報ばかりだ。
真の価値を生む情報とは、あなたの感情のフィルターにひっかかった情報のことだ。他人の思いつかない独自のアイデアと図抜けた行動力は、理性ではなく感情からしか生まれない。
ただ純粋に、知りたい! 追いかけたい! という“感情”で情報を選んで、絶えず自分の頭の中に入れ続けることが重要なのである。
第二に、僕がフォローしている人や情報ソースは、普通の人が何気なく読んでいるものより、「情報の精度と信用度が高い」と感じられるものを選んでいる。
厳選された情報を集積することで、周囲から少しだけ先を行く思考や行動のきっかけを得られるのだ。
僕がTwitterでフォローしている言論人や著名人の具体名は、僕のフォロー欄をチェックすれば簡単にわかる。
基本的に、仕事のつながりや友達関係という観点からフォローすることはない。情報感度が高く、発信する内容に信頼のおける人たちを選んでいる。
興味があるなら、その人たちを全員フォローしてみるだけで、とりあえず僕の見ているタイムラインと同期することができるだろう。
メルマガでは中島聡さん、藤沢数希さんなどの配信を読んでいる。
また、定期購読はしていないが、個人的な付き合いで送ってくださる方もいる。僕が読むレベルに達したメルマガは、どれも新しい情報が多く、考察の行き届いた内容だ。いろんな場で参考にさせてもらっている。
ここまで読んで、僕が手に入れている情報は基本的にみんなと同じ種類のものであることがおわかりいただけただろう。
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