絶対的なおしゃれなど存在しない

本屋に行くとおしゃれ指南書がたくさん並んでいますが、その手の本に書いてある煽り文句「絶対おしゃれになる〇〇」は嘘だというMBさん。その真意はいったいなんなんでしょうか?

「MBのおしゃれ人生相談」では質問を募集しております。専用フォーム(匿名可)からご応募ください。Q&Aは毎週更新されるMBさんのnote内でも人気のコーナー、そちらもあわせてぜひ購読してください。

ペンネーム:わいわい

はじめまして、わいわいと申します。いつも動画やメルマガ、書籍等で勉強させていただいております。本当にありがとうございます。

さて本題です。 私は大学で建築を学んでいる学生で、最近読んだ一冊にブルーノ・タウトの書いた『建築とは』と言う本があります。

「建築は芸術であり、全ての建築は釣り合いによって創造されるべき」

と、このようにこの本の中には釣り合いという言葉が多用されていました。私はまだ未熟でこの“釣り合い”と言う感覚を完全に理解することはできませんでした。

しかし、芸術の中にもファッションは含まれこの“釣り合い”という感覚も建築に限ったものではないと思いMBさんに質問したいと思います。

服やファッションのことを考えるときにベースとしている感覚はありますか?またMBさんには“釣り合い”、またそれに近い感覚を持っておられますか??

PS 私は建築も好きですが、ファッションや服についても大好きです。将来は建築とファッションを繋げる何かをしたいと思っています。

今から勉強をして、一級建築士の資格をとり一人前の建築家になります! そして、MBさんと何かしらでコラボができるようなおもしろい人間になることを宣言します!(こんな場で勝手なことしてすみません)

ありがとうございます。いささか哲学的な本質論に触れる話ですが、少し説明しましょう。

「建築は釣り合いである」
「芸術は釣り合いである」

このあたりは芸術を本質的に見る傾向があるドイツ人に多い発想ですね。ブルーノ・タウトもドイツ人ですし、これまたドイツ人彫刻家であるヴィルヘルム・レームブルックも「彫刻とは釣り合いだ」と述べています。皆辿り着く答えは同じです。

無論、建築の世界における釣り合いとは、「物理的な力の構造関係」を指す場合が多く、その意味においても重要ですが。ただ質問者さんや偉人たちが語る通り芸術とは釣り合いであると、私も同じように考えています。もう少し正確に言うとアートのみならず、ビジネスも、恋愛も、人間関係も全て「釣り合い」であると私は考えていますし、世界は「バランス」で成立していると言っても過言ではないと思います。

この世に「絶対」は存在しない
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restart20141201 同様の文脈で、いまの武漢ウイルス災禍を解説していただきたい。 日本のマスゴミや野党、そして愚民がどれだけ「バランスに欠けた」存在であるか。目に見えない存在に対して「絶対」を求め、いかに無駄に右往左往しているかを。 https://t.co/gB8vOz2um7 3ヶ月前 replyretweetfavorite

nemotch 毎週楽しみにしてるけど、今週の記事は私的にはとても面白かった。 https://t.co/VRdfeSG5A9 3ヶ月前 replyretweetfavorite