「早く宿題しなさい」
毎日の宿題くらい言われなくても始めてほしい。「宿題したの?」「早く宿題しなさい!」叱り続けて疲れました。
☆さりげなくやる気にさせる工夫を。
娘たちの友だちのうち、成績のいい子はみんな帰宅してすぐ宿題を済ませ、それから遊びに行く習慣だと聞きました。
もちろんわが家も「宿題をやってから遊びに行きなさい」と言っていました。
でも本人の答えは「遊ぶ時間がなくなるから無理!」。できる子はテキパキとすばやくできちゃうから、遊ぶ前にやっても苦にはならないんですね。
そうでない子に自分から宿題をさせるようにするには、どうしたらいいのでしょう? 私もいくつか工夫をしました。
とりあえず遊びに行くのは許して、帰ってきたらすぐ「宿題やりなさい」…では、ダメでした。
さりげなく「今日は楽しかった? ところでどんな宿題が出たの?」と話を振ると、自分で切り替えて「やらなきゃ」という気持ちになれることもありました。
それでも始めないときは「何時から宿題タイムなの?」と問いかけるのもいいですね。自分で決めた時間に動かなくても「宿題やりなさい」ではなく「○時だよ」と教えるだけ。
親に催促されると反発するので、「じゃあアラームかけておくね」と、目覚まし時計に催促させることもありました。
よく「親が日頃から机に向かっていれば、机に向かう習慣が身につく」と言いますね。
これは本当でした。私が子どもの目の前でノートを広げて資格試験の勉強をしたり、手書きで事務作業を始めると、子どももつられて宿題を始めることがありました。
言われなくても自分から宿題を始めているのを見かけたとき、「がんばってるね」とほめてあげると「明日もちゃんとやるね!」と言ってくれたこともありましたよ。
「早く宿題しなさい」をこんな言葉にチェンジ!
「宿題は何時から?」
「お母さん勉強しよっと!」
自分から勉強を始めます
「どうせ無理だよ」
宇宙飛行士、サッカー選手…いろんな夢を見る子。そろそろ現実を見てほしくて「どうせ無理だよ」と言ってしまいます。
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