青山裕企
後輩の薬剤師さんを、撮ってほしいです
あなたには、気になる女の子はいませんか? この連載では、読者のみなさんから募集した「気になるあの娘」を、代わりに写真家の青山裕企さんが撮影しにいきます。今回は、九州に転勤してしまう後輩を撮ってほしいと推薦のあった、佐々木綾さんを撮影してきました。
九州に転勤してしまうのが、寂しいです。
職場の後輩の佐々木綾ちゃんを推薦させていただきます。
私の職場は薬局なのですが、1年目の新人はいろんな薬局を順番で回る研修があります。そこに来たのが綾ちゃんでした。1個前に回ってきた後輩に「次はスチュワーデスさんみたいなすっごく美人な同期が来ます!」と言われていて、どんな子が来るのだろうと期待していました。そして来た綾ちゃんは期待を断然上回る美人さんで、薬局内がざわついたのを覚えています。
すらっとモデルさんのような体型に、お人形さんのように長い睫毛。大きな瞳にすっと通った鼻筋。女子の欲しいものを全て併せ持ったような女の子です。ぱっと見は美人すぎて近寄りがたいような雰囲気なのですが、話すと明るくて懐っこくてくるくる変わる表情も可愛くて、そこも彼女の魅力かと思います。
実は今月、綾ちゃんの九州への転勤が決まってしまいました。公私共に仲良くしていた綾ちゃんが九州に取られてしまうのはとっても寂しいです。その前にぜひ綾ちゃんを撮ってもらえないでしょうか。よろしくお願いします!
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この連載について
青山裕企
気になる女の子はいませんか? たとえば、昨日見かけたカフェの店員さん。恥ずかしくて話しかけられないけれど、あの娘の笑った顔がもっと見たい……。そんなあなたの願いを、写真家の青山裕企さんが叶えてくれます。
著者プロフィール
1978年 愛知県名古屋市生まれ。2002年 自転車で日本縦断と世界二周の旅の道中で、写真家になることを決意。筑波大学人間学類心理学専攻卒業後、2005年 上京して写真家として独立。2007年 キヤノン写真新世紀優秀賞受賞。2015年より公益社団法人 日本写真家協会(JPS)正会員。ギャラリーと出版レーベルを運営。現在 東京都在住。
『ソラリーマン』『スクールガール・コンプレックス』『少女礼讃』など、“日本社会における記号的な存在”をモチーフにしながら、自分自身の思春期観や父親像などを反映させた作品を制作。2009年より写真集などの著書を刊行、現在80冊を超える(翻訳版も多数)。台湾・香港・シンガポール・スペイン・ニューヨークなど、海外で個展やアートフェアなどに多数参加。
吉高由里子・指原莉乃・生駒里奈・オリエンタルラジオなど、時代のアイコンとなる女優・アイドル・タレントの写真集の撮影を担当。
お金マイナス・人脈ゼロで、写真を始めて22年、上京・独立してから16年目。自分なりの戦略で、ファーストペンギンのように写真業界を泳ぎ続けている。
公式ウェブサイト:https://yukiao.jp
note:https://note.com/yukiao