週刊東洋経済
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みんなペットに悩んでる#11】「たかが犬・猫」で片付けられない理由
日本のペット流通に生体展示販売と殺処分という問題が根深く存在するのは現実だ。この現実がある以上、「動物の命をどう扱うか」という倫理観が、飼い主やペット業者を含め犬・猫にかかわるすべての人に厳しく問われている。
日本のペット流通に生体展示販売と殺処分という問題が根深く存在するのは現実だ。この現実がある以上、「動物の命をどう扱うか」という倫理観が、飼い主やペット業者を含め犬・猫にかかわるすべての人に厳しく問われている。
女優の杉本彩さんは、生体展示販売と殺処分の即時停止を訴える動物愛護団体「動物環境・福祉協会Eva」を主宰。近著『それでも命を買いますか?』(ワニブックス)ではペット業界の闇を糾弾した。一方、作家の佐藤優さんは保護した野良など猫6匹を飼う動物愛好家だ。異色の組み合わせの二人だが、ペットと人とのあり方は社会の根本にかかわる問題だという点で一致している。
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この連載について
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「経済はドラマチックだ。」 日々、あふれる経済ニュース。じっと眼をこらすと、そこには挑戦や成功、葛藤や挫折があります。私たちは人々が放つ熱を記事にし、お伝えしています。週刊東洋経済でしか読めないストーリーがあります。 この連載では、週...もっと読む
著者プロフィール
日本で最も古い週刊誌です。「今」の本質を掴むためには全体を俯瞰し、長い時間軸のなかで問題をとらえる視点が欠かせません。週刊東洋経済は日本と世界の経済を120年以上、愚直に見つめてきました。戦前戦中の言論抑圧時代も社是である自由主義の立場を崩すことなく貫いてきました。年月を重ねているからこそ、読者の信頼に応える記事を作り続けている自信があります。