最終回】IT・テック人材採り負け中 “旧世代”40~50代採用に解

給与が見合わない。待遇が悪い。仕事に魅力がない。よって、行く理由がない。

引く手あまたのIT・テック人材は、基本的に外食産業は眼中にない。給与相場が高くない上、店舗現場をないがしろにしない風土故、IT・テック人材だからといって特別の給与や待遇にするところは少ない。

 また、ウェブマーケティングや顧客データ分析にしろ、店舗運営や勤怠管理のシステムにしろ、全く手を付けていなかったり、何世代も昔のままの環境が多いため、最先端の技術を駆使してキャリアを積みたい者には魅力が薄い。

 結局、外食産業は総じてIT・テック人材を採り負けている。本格的に採用に乗り出したのも他業界に遅れ、ここ1~2年の話。社内にIT系の戦略を考えるブレーンすらいないところも多い。どんな人材が必要かも分からずに取りあえず、最先端の技術を持つ若手や中堅の求人を出して空振りしているわけだ。

 では、どうすればIT・テック人材が外食産業に流れるのか。「実は40~50代の相性がよく、採用後もうまくいくケースが多い」と人材会社大手パソナの飲食業界専門コンサルタントである福田純一氏は明かす。市況全体ではなくパソナの動向で、直近3年間の採用の平均成約年齢は39.1歳となっている。

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週刊ダイヤモンド 2018年11/17号 [雑誌]

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ダイヤモンド社; 週刊版
2018-11-12

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