女性が思わず足を止める「感じのいいナンパ」とは

数々の男女の出会いから結婚、さらにその先までをみてきた恋愛アナリストのヨダエリさんが、恋愛や女性のことでモヤモヤしている30代・40代の男性に向けて、「自然とモテる男になるための考え方と行動」を理論的かつ具体的にレクチャーします。

こんにちは。気付けば4月、新年度、新元号。あたたかい風に吹かれて街を歩けば、なんとなく心も晴れやかに・・・なるはずが!

ひさびさにイラッとくる出来事に遭遇したので、今回はその話をします。

といっても愚痴るのが目的ではありません(笑)。出会いがほしい男性なら知っておいて損はない「声のかけ方」について今回は語ります!

背後から回り込んできたひとりの男性

春の風に吹かれて、渋谷の街を歩いていたある日。

仕事が一段落し、CDや本や服など好きなモノを見て回れる自由な時間をワタシは満喫していました。

気付けば夜10時過ぎ。そろそろ帰るか・・・と、駅に向かうべくセンター街を通り抜けようとした瞬間。

背後からササーッ!とワタシの前に1人の男性が高速で回り込んできました。

えっ、何!? と驚いた直後、目の前で紺のスーツ姿の男性(推定30代前半)が、ワタシに手をフリフリ。目は笑わず口だけ笑い、無言で。

あまりに不審すぎて呆然のワタシ、たぶんギョッとした顔をしていたのでしょう、ササッと立ち去ろうした瞬間、その男性から「笑顔笑顔〜!」と言われたのです。

イラッ。

笑顔になれない声のかけ方をしてきたのはそっちだっつーの……!!!(怒)

・・・ハイ。おそらくこの時点で、「わかる」と思う人と、「そこまで嫌がらんでも」と思う人とに分かれるのではないかと推測します。

断っておくと、ワタシ普段はあからさまに嫌な顔して逃げることって、ほぼないのです。唐突に来られた場合でも一応は笑顔を保ちながら去りますし、感じいいなと思った時は話もしますし、そのままスタバでお茶をしたことも、後日合コンをしたこともあります。

彼らは皆いい人たちでしたし、地道に好意を示してくれましたし、カップリング成立には至らなかったものの、こういう形で付き合うことって普通にあるだろうなぁと思いました。

無視したくなる人とそうでない人の差

ではなぜ、先日の男性にイラッとしたか。いや、それ以前に、笑顔も作れず咄嗟に逃げてしまったのか。

・・・いいところが一つもなかった!(笑) それに尽きます。

まず、あまりに唐突。いや、ナンパというのは基本唐突なものですが、だからこそ、相手をなるべく怖がらせないよう、不審に思われないよう工夫するのが鉄則だと思うのです。

たとえば、まずは道を聞くとか、逆に道に迷っている様子の女性に声をかけてみるとか。

自分の体験を話すと、以前、近所の駅前で「このへんに居酒屋ありますかね?」とスーツ姿の男性(推定30代半ば、営業職っぽい世慣れ感あり)に聞かれ、「居酒屋・・・その道を入ったところに何軒かあると思います」と真面目に答え、さらに質問されて答えた後、「今から一緒に飲みません?」と誘われ、えー!と驚いたことがあります。そういう手法!と。

またあるときは、渋谷駅構内で案内図を見ていると「どこ行きたいんですか?」とアンタッチャブル柴田氏似の長身メガネ男子に声をかけられ、目的地の建物まで一緒に歩いた後メールアドレスをきかれたので「それはちょっと」と断ると自分のメルアドを渡され、何度かやりとりしたのちお互いの友人と一緒に合コンまでしました(さっき言った件はこれ)。ちなみにナンパ師でも遊び人でもなく、某メーカーで働く善良な人でした。

ワタシが彼らを無視することなくコミュニケーションを取る気になったのは、彼らの挙動や雰囲気に不審さがなく、さらにこちらが反応しやすい形で声をかけてきたからです。

一方、先日の男性は、いきなり前に回り込むという女性をビクッとさせる動きをし、手を振るだけで言葉は発せず、口だけ笑って目は笑っていず。まるで慣れない自撮りポーズ。それを突然見せられてもどうすりゃいいの、みたいな。

人には似合うナンパと似合わないナンパがある

さんざんな言いようでスミマセン。でも、同じことをされたらほとんどの女性は、えっ何この人!? と戸惑うはず。基本的に突発的なコミュニケーションを楽しむタイプのワタシですらこうなので(笑)。

もちろん中には、前に回り込むスタイル(分類)で成功する男性もいます。勢いのあるトークでガンガン押し、思わず女性もクスっと笑ってしまうような、巻き込み型コミュニケーションが取れるタイプであれば。

でも、先日の男性は、明らかにそういうことができるタイプじゃなかったですし、そういうことが似合う風貌でもなかった。そう、似合ってなかったんです!

今回改めて分かったこと。それは、人にはそれぞれ似合うナンパと似合わないナンパがあるということ!

いや、そもそもナンパ自体が似合わない男もいるんじゃ・・・と思うかもしれませんが、前述の「道案内作戦」をもってすれば、古風で堅実なタイプの男性でも、相手を不快にさせることなく声をかけ、好感を持たれることは可能です。

先日の男性は、小柄で細身、ちょっと自信なさげ、でもちょいザク盛りの黒髪など今風の好感度は感じさせる風貌。

つまりチャラさより堅実さを打ち出した方が魅力的に見えるタイプで、あんな謎アクションではなく道案内作戦で行けば、イラッとさせることもなく、むしろ好感すら持たれたかもしれません。

人にはそれぞれ、自分の良さを活かした声のかけ方がある。

渋谷TSUTAYAでの出来事

その一例として別の意味でインパクトがあったのは、4年前に遭遇した渋谷TSUTAYAでの出来事。

どのCDを借りようか・・・と棚の前で悩んでいると、棚の角から宮野真守をチャラくしたようなイケメンがひょこっと出てきて、ワタシが持っていたTSUTAYAのカゴに小さくたたんだメモを入れてきたのです。

え、もしやワタシが何か落としたのを拾ってくれた? と思ったのもつかの間、その人は行ってしまい。カゴに入ったメモを見ると、携帯の番号とメールアドレスが!

ナ、ナンパ!?  超・省エネのナンパ!?!?

イケメンだから、無言でメモを渡すだけで女性を釣れる自信があるの!? そして番号とメルアドを書いた紙はあらかじめ何枚も持ち歩いているの!?!?

あまりに気になったので、すぐさま「連絡先 メモ 入れられた」などで検索。すると、ある男性が語っていました。「俺は前にすごい好みの子を見かけたのに何もできず後悔して以来、常に1枚持ち歩くようにしています。でも何枚も持ち歩いてる人もいるかもね」。

・・・。

あの彼、きっと何枚も持ち歩いてる。そして何人もの女性のカゴにメモ入れてる! マチガイナイ! まぁルックス良かったし、下手に喋って減点されるよりメモ入れるのが一番成功率が高いと悟ったんだろうな~と納得しつつ、もちろんそのあと連絡をすることはありませんでした。

見た目だけには自信あり、という男性にはこの方法を推奨・・・はしませんが、自分の武器を活かした声のかけ方が女性を引きつけやすいことは確かだと思います。

ホント、出会いはどこに転がっているか分かりません。交差点ですれ違った相手が、レジで同じ列に並んでいた相手が、あなたの伴侶になる可能性だってあるのです。

ナンパという言葉のせいで日本では悪いイメージがありますが、知らない人に声をかけることは「悪」ではない。むしろ普段は接するチャンスがないタイプと出会えて、世界を広げるきっかけになり得ます。

恋愛映画も実はそういう出会いが多いですよね。英語だけでなく現実でも(みんな表立って言わないだけ)。出会いがないな〜という人はやってみる価値ありです。

ただ、女性は自分の身を守るために警戒もしますし、瞬時でも相手の雰囲気を見ます。自分の武器とチャームを打ち出せる、自分に合ったスタイルで挑むことをお忘れなく! (そしてメモにはせめてひとこと添えて!笑)

この連載について

初回を読む
初デートの待ち合わせは20時

ヨダエリ

数々の男女の出会いから結婚、さらにその先までをみてきた恋愛アナリストのヨダエリさんが、恋愛や男女のことでモヤモヤしている30代・40代の男性に向けて、「自然とモテる男になるための考え方と行動」をレクチャーします。

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード

コメント

Tweetがありません